新聞紙を使った基本のかぶれる兜の作り方と新聞紙で作った兜を写真映え抜群なおしゃれ兜にアレンジする方法をご紹介します!手軽に作れる新聞紙のおしゃれ兜でこどもの日や初節句の写真撮影をしてみませんか?
目次
兜の手作り方法!新聞紙でかぶれる兜を作ろう!
兜って男女問わず子供なら誰でもかぶってみたくなりますよね。
私は昔から兜に憧れがあって、子どものときはよく新聞紙で兜を作ってかぶっていた覚えがあります。
それ故、長男が生まれたとき、最初はかぶれる兜を購入しようと思っていたのですが、色々見た結果、結局は被れない兜の購入に至りました。
でもやはり「子供に兜をかぶってほしい!」と思い、久しぶりに新聞紙で兜を作ることにしたんですが、作り方って久しぶりだと意外に覚えていなかったりするんですよね(私だけ!?)。
というわけで、私のように作り方をすぐ忘れてしまう方や久しぶりで自信がないという方のために、この章では新聞紙を使ったかぶれる兜の基本的な作り方を解説していきたいと思います!
必要なもの
- 新聞紙
- カッターナイフ or ハサミ
兜の基本的な作り方
新聞紙を使った兜の作り方を具体的にご紹介していきますね。
新聞紙1枚で作ってもいいのですが、新聞紙1枚だとかなり薄いので、少し心許ない感じになってしまいます。
ですので、新聞紙2枚重ねで作ることをおすすめします!
1.新聞紙を正方形にする
折り方は折り紙で作る場合と全く同じですが、新聞紙は長方形なので、初めに正方形になるように切っていきます。
新聞紙を三角に折り、三角からはみ出ている部分を切り落とします。
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2.折り紙と同じ要領で折っていく
あとは折り紙と同じ要領で折っていくだけなのですが、新聞紙だけだと裏表が分かりにくいので、折り紙を使った場合の画像も一緒に載せていきますね。
①三角に折る
②左右の角(下図〇)を真ん中の角(下図〇)に合わせて折る
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③②で折った三角形(下図〇)を上の角(下図〇)に合わせて折る
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④③で折った角(下図〇)を外側に折り広げて兜の鍬形(くわがた)を作る
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⑤下の三角形の頂点(下図〇)を中心線(下図—)に合わせて折り上げる
上の三角形の頂点より下の位置で折り曲げます。
上の三角形の頂点~折り曲げた下の三角形の頂点までの長さが完成時の兜の下部の帯の太さになります。
深く折り曲げる ➡ 帯が細くなる ➡ シャープでかっこいい印象の兜
浅く折り曲げる ➡ 帯が太くなる ➡ 優しく柔らかい印象の兜
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⑥⑤で折り上げた部分の下部を下図—で折り上げる
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⑦下の三角形を兜の中に折り入れる
完成です!
あとは「かぶるだけ」なんですが、私は子どものとき「もっとかっこいい兜がかぶりたい!」と幾度となく思っていました。
というわけで、この新聞紙の兜をアレンジしてかっこいい兜に変身させてみました!
次章で新聞紙兜のアレンジ方法をご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
兜を簡単におしゃれにするアイデアをご紹介!
まずは私が実際に行ったアレンジ方法をご紹介します!
ちなみに完成形は↓↓コレです!
新聞紙の兜をおしゃれする方法!
簡単に言えば「お好みの紙を両面テープで貼るだけ」なんですが、ここでは実際に私がやってみて掴んだコツやポイントも含めて詳しく解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
必要なもの
- 新聞紙で作った兜
- 装飾用の紙(ラッピングシート、和紙、折り紙etc.お好みで)★
- 両面テープ
- 定規
- 鉛筆
- ハサミ
★私は全て100均(セリア)で購入しました!
実際に購入したものが↓↓こちら(実際に使ったのは★マークのものだけです)
計400円+税で男の子用と女の子用の2種類ができました!
ちなみに、材料は余っているので400円でもっと沢山のおしゃれ兜が作れそうです♪
新聞紙兜のアレンジ方法
男の子用も女の子用も使った紙が違うだけで作り方は全く同じなので、今回は女の子用を例にして解説していきますね。
①各パーツに合わせて紙を切る
鉛筆で印や線を描いてから切っていくのですが、紙の裏側に印を描くようにすると、後で消す手間がなく楽ですよ!
【頭頂部】
兜を下図のように置いた上に装飾用の紙の角の部分を合わせて置き、鍬形(くわがた)の端から1.5cm程度内側のところに鉛筆で線を引きます。
線に沿ってハサミで切り取ったら頭頂部のパーツの完成です。
【サイド】
下図のように兜の帯部分を一度広げたときに下図ーーーで囲った部分(左右2か所)を覆うパーツを切り出していきます。「↓↓↓」の部分は裏側に少し折り曲げるように貼るため、1~1.5cm程度余裕をもたせます。
↓左右対称に描く↓ |
あとは線に沿ってハサミで切り取ったらサイド2か所のパーツの完成です。
【鍬形(くわがた)】
15cm×15cmの折り紙サイズの紙で装飾する場合は、半分に切るだけです。
裏側に折り込んで貼り付けるので、形は四角のままでOKです!
鍬形の角度によっては若干サイズ調整した方がいい場合もあるので、一度装飾用の紙を鍬形部分に合わせてみてくださいね。
折り紙サイズ以外の大きさの紙を使う場合は「15×7.5cm程度」に切ったものを2枚準備してください。
【手前の二等辺三角形の部分】
まず二等辺三角形(下図—)の一辺(下図〇)の長さを測ります。
装飾用の紙の角(角度90°の部分)から先ほど測った〔二等辺三角形の一辺の長さ(上図〇)+約1cm〕(下図〇)の位置で線を引き、ハサミで切ったら三角部分のパーツは完成です。
【前面下部の帯部分】
下図—部分の装飾パーツを切り出していきます。
帯部分は台形になっていますが、〔台形の底辺(下図—)の長さ〕×〔帯の幅(=台形の高さ:下図↕️)+ 2~3cm〕の長方形に切り出します。
【後頭部】
兜を裏返し、後頭部の二等辺三角形(下図—)サイズで切り出します。
②切った紙を兜に貼る
①で切った紙を両面テープで各パーツに貼り付けていきます。
完成時に新聞紙が見えないように角をしっかりと合わせながら貼ってください!
また、角や端っこ部分をしっかりと貼り付けると完成後に端が剥がれてくることもなく、きれいに仕上がります!
下図①~⑥の順に貼っていきますが、貼ったときに下に入り込むパーツから貼れば順番が前後しても問題ありません。
では順番にポイントを解説していきますね。
基本的には装飾用の紙の裏に両面テープを貼ってから貼り付けていますが、兜側に両面テープをつける場合もあるので、その場合は都度記載していきます。
①(頭頂部)を貼るときは下図〇部分をしっかり合わせてください。
②(サイド)は下図—部分に合わせて貼り、はみ出た部分を兜の裏側に折り込みます。
すると下図〇の様に少し余る部分があるので、ハサミで切り落とすか兜の内側へ折り込んで貼り付けて下さい。
①~②を貼り付けた状態が下図になります。
次に③の鍬形部分ですが、この部分はまず兜側に両面テープを貼って貼り付けます。
下図〇部分に装飾用の紙の端が来るようにすると、裏に折り込んだときに装飾用の紙の端が鍬形部分の端と比較的きれいに重なるので、裏からの見た目も良くなります!
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兜の鍬形部分からはみ出ている紙の裏に両面テープを貼り、裏に折り込んで貼り付けたら③は完了です。
④(手前の三角部分)は下図〇部分にしっかり合わせながら貼り付けます。
⑤(前面下部の帯部分)はまず兜側に両面テープを貼り、帯の上部と下部が両側とも余るように貼り付けます。
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帯の上部(下図③)、下部(下図①)及びサイド(下図②)が余っているので番号順に裏側へ折り込んで貼り付けたら⑤は完了です。
最後に⑥(兜の裏側)を貼り付けます。
③折り目が浮いている部分を軽く両面テープで貼る
しっかり貼りすぎると立体感が無くなってしまうので、浮いてこない程度に軽く貼り付ければOKです!
お疲れさまでした!完成です!
実際に4歳児と1歳児にかぶってもらいました!
まだ頭の大きさ的にはどちらも余裕があるので、しばらくは使えそうです♪
写真映えも抜群なので、かっこいい兜がかぶれて子供が喜ぶだけでなく、初節句のお祝いや子どもの日に五月人形や兜飾りと一緒に写真を撮るときにも大活躍しますよ!
男の子にはかっこよく!女の子には可愛く!アレンジ自在なのでお好みの兜をぜひ作ってみてくださいね!
センスに自信がない方必見!
作ってみたいけど「お好みの・・・」と言われても、かっこよく、可愛く作れる自信がないよ~という方にぜひおすすめしたいのが、今回私も使っているセリアの「リバーシブルラッピングシート」です!
裏表の色を組み合わせると良い感じになるように作られているので、センス関係なしでかっこいい(可愛い)兜が作れますよ!
ちなみに今回使ったのは↓↓こちらの2色ですが、これ意外の色も売っていたのでお好みの色で作ってみてくださいね。
100均にこだわらなければ撥水加工の↓↓こんな商品もありましたよ。
手作り兜!簡単なので保育園の子どもの日製作にも!
今回ご紹介した手作り兜は新聞紙で作っているので、コストもかからず、保育園の子どもの日製作にも最適ですよ!
保育園の製作で作る場合は、今回作ったような本格的なアレンジではなく、子どもたちの好きなようにちぎった画用紙や折り紙を貼ってみたり、画用紙などに描いた絵を貼り付けてみたり、それぞれができるアレンジ方法で自由に作ってみると楽しいと思います。
そして兜ができたら広告を丸めて剣も作れば、手先のトレーニングにもなり、みんなで本格的なチャンバラごっこもできるので一石二鳥!
また、今はコロナによる外出自粛や登園自粛でお家で過ごされている方も多いと思いますが、そんな時のおうち遊びの1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
こどもの日が終わっても長~く遊べるので、ぜひ一度試してみてくださいね!