赤ちゃんが生まれるとき、出産準備品リストに上がってくるであろうベビー布団。
でも体験談や口コミでは「ベビー布団は必要ない」という意見もあり、「どうするのがベストか?」悩みますよね?
本記事ではそんなベビー布団の悩みを全て解決します!
具体的には・・・
「ベビー布団は必要か?」という疑問の答えから、ベビー布団の使い道を広げる「長く使える選び方」と「おすすめベビー布団」、そして「ベビー布団代用品」まで幅広く紹介!
この記事を読めばベビー布団の悩みが解決すること間違いなしです!
ではまず、「ベビー布団は必要か?」という疑問から順番に解消していきましょう!
目次
ベビー布団は本当に必要?
まず私自身のお話をすると、私が1人目を妊娠したときは「ベビー布団を買わない」という選択肢はありませんでした。
といっても「ベビー布団は買うものだ」と思い込んでいただけなんですが…^^;
そんな私でも、現在では「買わない選択肢もある」と自信を持って言えます!
ただ、「絶対必要ないか?」というと、そうではなく、各家庭の状況や生まれた赤ちゃんの性格次第で、ベビー布団の必要性がかなり変わってくるんですね。
「各家庭の状況」というのは、何となく想像できると思うのですが、「大人の寝具がベッドか布団か?」、「上に子供はいるか?」、「寝室の空きスペースがあるか?」などの状況によるということです。
「赤ちゃんの性格次第」というのは、少し分かりにくいと思うので、我が家の第1子を例にしてお話ししますね。
まず、我が家はお古のベビーベッドとクーファンがもらえたので、その時点で夜はベビーベッド、昼間はクーファンで寝かせようと考えたわけです。
「ベビーベッドで寝かせる」=「ベビー布団が必要」なので、ベビー布団を購入することに全く迷いはなく、必要なものが一式入ったベビー布団セットを購入しました。
産後間もなくベビー布団を使わなくなるとは全く想像もせずに・・・
新生児の頃は、夜でも数時間おきに授乳がありますよね?
我が子は授乳中に大抵寝てしまったんですが、寝た後に布団に降ろすと100%起きる子だったんですよ・・・
もちろん、色々と調べて工夫はしてみました。
でも何をやってもダメで、私の体力が限界に達したので、結局「添い寝」&「添い乳」に変更。
最初は大人の布団の隣にベビー布団を敷いていたんですが、高さが違うので添い乳が難しくて・・・
幸い、我が家で使っていた大人用の敷布団が赤ちゃんでも安全に寝かせられる固さがあったので、大人用の布団で一緒に寝ることにしたんです。
そうなると、ベビー敷布団は必要なくなるわけです。ただ、ベビー掛け布団だけは赤ちゃん用として使ったので必要だったんですけどね。
ちなみに、第2子は全くの正反対で、昼も夜も、授乳後に適当な降ろし方をしても全く起きない子でした^^;
こんな楽な育児もあるんだな・・・と正直思いましたが。
というわけで、「各家庭の状況や生まれた赤ちゃんの性格次第で、ベビー布団が不要になる場合がある」というのがお分かりいただけたかと思います。
つまり、極論を言えば、「生まれて家に帰ってくるまでベビー布団が本当に必要かどうかは判断できない」んです。
ですので、ベビー布団としてのみ使う場合は、「産前は必要最低限のものだけ購入」し、「産後、必要に応じて買い足す」というのが一番無駄がない方法だと思います。
ただ、「必要最低限」となると単品買いになってくることが多いと思うのですが、確実に単品買いよりもセット買いの方がお得に買えるので、その辺りは値段と相談することをおすすめします。
大人の布団で添い寝するときの「おすすめマットレス」と「安全な添い寝のやり方」については↓↓こちらの記事で詳しく書いてます^^
また、家にあるもので代用できるものもあるので、とりあえずは「家にあるもので代用する」というのも1つの手です。
あとは、大人の都合でもあるのですが、赤ちゃんは吐き戻しをしたり、うんちが漏れたり、おむつ替えのときにおしっこが飛んだり・・・
なんてことが頻繁にあり、布団が汚れやすいんですよね。
そんな時、小さめで洗いやすいベビー布団は楽に清潔が保てるので便利だったりもします。
こんな感じで、様々なパターンを考えてから購入すると、「買ったのに全然使わなかった!」という後悔も少なくなると思いますよ^^
ちなみに、我が家では1人目であまり使わなかったベビー布団は2人目で使えたんですが、赤ちゃん時代だけでなく、実は2歳と5歳の今でも現在進行形でベビー布団を使っています。
ベビー布団を選ぶときに、ある2つのポイントを意識するだけで、↑↑こんなことが可能になるんです!(詳しくは、次章「ベビー布団の選び方とポイントは?コレを守れば長く使える!」で解説しています)
もしベビー布団を買う選択をするのであれば、次章で紹介する「長く使えるベビー布団の選び方」を参考にしてみてください^^
「赤ちゃん時代にベビー布団を全く使わなかった」という状況になってしまっても、この選び方で選んでおけば、確実に応用可能なので、赤ちゃん時代に使えなくても、きっとベビー布団を使い倒せますよ^^
ベビー布団の選び方とポイントは?コレを守れば長く使える!
ここでは、必ず確認すべきベビー布団の選び方とともに、我が家のように長く使うための選び方のポイントについても都度解説していきます。
全てに共通のポイント!
ベビー用品は基本的に厳しい安全基準をクリアしたものが売られていますが、ベビー用品を選ぶときには、ホルムアルデヒドの含有量をチェックしましょう!
ホルムアルデヒドは、デリケートな赤ちゃんの肌に触れるとアレルギーや皮膚障害を起こす可能性があります。
水溶性のため水通しをすれば除去できますが、基準をしっかりとクリアしているものを選ぶのが安心です。
ではここから、ベビー布団をセットで購入する場合に必ず必要になる「布団サイズ」、「敷布団」、「掛け布団」、「布団カバー(シーツ)」の選び方を個別に解説していきます。
その後に、「枕」や「カバー類」、「キルトパッド」、「防水シーツ」の選び方と必要性について解説していきますね^^
布団サイズの選び方
ベビー布団にはレギュラーサイズとミニサイズがあるのはご存じでしょうか?
ベビー布団を選ぶにあたって、まず決めなければならないのが、このベビー布団のサイズになります。
では、それぞれのサイズと使用可能年齢を見てみましょう↓↓(横にスクロールできます)。
敷布団の大きさ | 年齢の目安 | |
レギュラーサイズ | 120×70cm | 3~4歳くらいまで |
ミニサイズ | 90×60cm | 1歳くらいまで |
かなり使用可能年齢に差があるのが分かると思います。
では、各家庭の状況によってどちらを選ぶべきか、考え方も含めて解説していきますね^^
ベビーベッドで寝かせる場合は、ベビーベッドのサイズに合わせたサイズを選びます。
ベビーベッドが無い or 使わない場合は、使う部屋の大きさや使う場所によってベストなサイズが変わるので、使う場所を考えてから決めましょう!
1歳までにベビー布団を持って頻繁にお出かけする予定のある場合(旅行や帰省etc.)は、持ち運びが楽なミニサイズを選ぶのも1つの手です。
ミニサイズの方が値段も安いですしね。
というわけで、メインで使う場所で選ぶか、持ち運びの利便性を選ぶか、はたまたコスト重視で選ぶか、各ご家庭で優先順位を決めて選んでくださいね^^
長く使いたい場合は、必ずレギュラーサイズを選ぼう!
年齢の目安を見てもらうと分かるように、ミニサイズは大きい子だとすぐにサイズアウトしてしまいます。
また、身長が布団の長さにおさまっていても、寝相次第では早々に使えなくなる場合もあるので要注意です!
敷布団の選び方
敷布団はベビー布団であれば、基本的に赤ちゃんの柔らかい骨格でも沈み込まない、適度な固さのものが売られています。
では、何に気を付けて選べば良いか?
まずは「家で洗える」というのが大前提!
そして、その中でも「洗濯機で丸洗いできるもの」を選ぶことをおすすめします。
洗濯機で洗えるか洗えないかって、非常に重要で、ただでさえ大変な家事・育児がこれだけでかなり楽になるんですよ!
では、「洗濯機で丸洗いできるもの」と「洗濯機で洗えないもの」の違いは何か?
それは敷布団1枚の厚さです。
だいたいベビー敷布団は5cm程度の厚さなのですが、「洗濯機で丸洗いできるもの」は薄め(厚さ2~2.5cm程度)の敷布団を2枚重ねて使う仕様になっている場合が多いんです。
薄いからくるくる丸めて洗濯機で洗えるというわけなんですね。
そして、実はこれが長く使うためのポイント2つ目にもなります!
長く使いたい場合は、薄手2枚重ねの敷布団を選ぼう!
実は、我が子が2歳と5歳の今でも使っているのは、このベビー敷布団なんです!
保育園や幼稚園では期間は違えど、お昼寝がある時期がありますよね?
そうなると、大抵の場合、お昼寝布団が必要になってきます(保育園でレンタルの場合も稀にありますが…)。
そして、このお昼寝布団なんですが、何ヵ所かの保育園に預けた私の経験上、「かさ張らない薄めのものが好まれる」場合が多いんですね。
通常、ベビー布団として使う場合は2枚を重ねた状態(厚さ5cm)で使うのですが、赤ちゃんが寝れるような固さ(反発力)で作られているので、子供の軽い体重で、お昼寝程度の短い時間であれば、1枚の厚さ2~2.5cmで十分!
「かさばらない薄めのもの」という保育園の要望も満たしており、まさにお昼寝布団にピッタリなんですよ!
というわけで、ベビー布団を長く使いたい場合は、2枚重ねのベビー敷布団を選んでくださいね!
掛け布団の選び方
掛け布団を選ぶときに一番大事なのは、何といっても「軽さ」と「通気性」です!
そしてやはり、「洗濯機で丸洗いできる」というのが1つの基準になってきます。
掛け布団は中わたの素材によって「軽さ」と「通気性」が変わってきます。そして、中わたの素材によっては家で洗えないものも。
そこで、上記3つの条件を満たした、おすすめの中わた素材とその特徴をご紹介します!
まず、中わた素材は大きく分けて「天然素材」と「合成繊維」に分けられます。
天然素材で家での洗濯ができるのは「キャメル」と「羽毛」になります。
キャメル
あまり聞いたことが無い方もみえるかもしれませんが、キャメルというのはモンゴルに生息しているフタコブラクダのこと。
一般的に「吸湿性」ならコットン(綿)、「放湿性」ならウール(羊毛)と言われますが、このキャメルの「吸湿性」はコットン(綿)の約2倍、「放湿性」はウール(羊毛)の約2倍と群を抜いて優れています。
そして、この2つの機能は、一晩でコップ1~3杯分の汗をかくと言われるほど汗っかきの赤ちゃんには必須!
キャメルなら、布団の中が蒸れることが無く、寝冷え防止にもなり、春夏秋冬、季節を問わず快適に眠ることができますよ^^
「赤ちゃんが快適に眠ることができる」
「夜起きる頻度が減る」
「お母さんもぐっすり眠れる」
という良いこと尽くめ!産後の体もゆっくり休ませることができて一石二鳥ですね^^
そしてキャメルのメリットとしてもう1つ挙げられるのが「洗濯に強い」ということ!
家で洗ってもフワフワが続く回復力を持っているので、気軽に家で洗濯できて衛生面でも安心です!
羽毛
羽毛は何と言っても「軽さ」と「暖かさ(保温性)」が売りです。
また、「吸湿性」と「放湿性」も優れており、汗っかきの赤ちゃんでも快適に眠ることができます。
羽毛アレルギーがあると使えないというデメリットはありますが、現在では「アレルギーフリーの羽毛」が使われたベビー布団もあるので、「アレルギーが心配だけど羽毛が良い」という場合はアレルギーフリーの羽毛布団を選ぶと安心です。
羽毛布団というと、洗えないイメージがあるかもしれませんが、ベビー布団は洗濯機で洗えるものが売られているので、安心してください^^
ポリエステル
合成繊維の中わたと言えばポリエステルになります。
天然繊維に比べて通気性はやや劣ると言われていますが、洗濯に強く、比較的お安く購入できるのがメリット!
実際には、一言でポリエステルと言っても、羽毛の暖かさに近づけたものやアレルギー対策が施されたもの、ほこりに強いものなど、様々な種類のものがあるので、ポリエステルを選ぶ場合は、それぞれの商品の特徴を見て選ぶのがおすすめです!
掛け布団は「肌掛け布団」と「合掛け布団」がセットになっている2枚合わせ掛け布団と、中厚掛け布団の2種類があります。
ここも選ぶべきポイントの1つになりますが、「一概にどちらが良いとは断言できない」というのが正直なところ。
まずはそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう↓↓(横にスクロールできます)
2枚合わせ掛け布団 | 中厚掛け布団 | |
メリット |
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デメリット |
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★ 地域や気温によるので一概には言えません。
2枚重ねのものの方が使い勝手は良さそうに見えますが、地域によっては綿毛布やガーゼケットなどで調整する中厚掛け布団の方が都合が良い場合もあると思います。
我が家が第1子の時に買った布団セットは中厚掛け布団1枚のものでしたが、基本的に夏はガーゼケットを掛けて寝るので、全く問題ありませんでした。
また、温度調節用に綿毛布も同時に購入したのですが、これが保育園の春秋冬のお昼寝用としてずっと使えているので、かなりコスパの良い買い物になっています。
というわけで、「どっちが良いか?」は各ご家庭の考え方や使い方、使用時の気温によって変わってくるので、一概に「こっちがいい!」とは断言できません。
おそらく、赤ちゃんがいる家庭ではエアコンで部屋の気温をある程度調整すると思うので、どの程度の気温にするか?を考えて決めても良いかもしれませんね。
布団カバーやシーツの選び方
布団カバーやシーツはデリケートな赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、肌触りの良い素材を選ぶのが必須!
綿100%が基本になります。
特にダブルガーゼなどのガーゼ素材は洗うたびに柔らかく肌触りが良くなるのでおすすめです^^
カバーとシーツの違いは↓↓こんな感じ。
カバー | ファスナーなどで閉じる布団全体を覆うタイプのもの |
シーツ | 敷布団(マットレス)の上部~底面の一部まで被せるタイプのもの
ゴムでフィットするフィッティングシーツが多い |
掛け布団カバーは基本的にファスナータイプですが、敷布団カバーはファスナーで閉じるもあれば、被せるタイプのフィッティングシーツも売られています。
正直、家で使う分にはどちらでも良いと思います。
とは言っても迷ってしまうと思うので、それぞれのメリット・デメリットを挙げてみました↓↓(横にスクロールできます)
ファスナータイプ | シーツタイプ | |
メリット | 布団全体をしっかり覆える | 着脱が簡単 |
デメリット | シーツタイプに比べると少し 付けるのが面倒 |
付けたまま畳むと外れやすい |
「頻繁に洗うから着脱しやすい方が良い」という場合はシーツタイプの方が良いでしょうし、「シーツを付けたまま干したい」という場合や「全体を覆ってくれる方が安心」という場合はファスナータイプが良いでしょう。
つまり、あとは好みの問題だと思うので、「どちらでも良い」という場合は「素材重視」で選んであげることをおすすめします!
枕・キルトパッド・防水シーツの選び方と必要性は?
ベビー布団セットには「敷布団」や「掛け布団」、「カバー類」以外にも、「枕」や「キルトパッド」、「防水シーツ」など、様々なものが含まれている場合があります。
それぞれについて「どういう場合に必要か?」も含め、選び方を解説していきますので、購入時の参考にしていただければと思います。
枕の選び方と必要性
結論としては、枕は「最初は不要」です。
そして、購入するとしたら「ドーナツ枕」と言われる、真ん中が凹んでいたり、穴が空いている枕をおすすめします!
というのも、赤ちゃんの頭って柔らかいので、寝るときに「向き癖」があったり、「同じ向きでの授乳」を繰り返すと、後頭部の一部だけが凹んできてしまうことがあります。
そんなとき、ドーナツ枕を使用して、寝るときの頭の向きを変えてあげると、頭の形の矯正ができるんですね。
ただ、「自由に頭の向きを変えられない時期しか効果的には使えない」と思います(あくまで私の個人的な考えですが…)。
というのも、首が座って自由に頭を動かせるようになると、枕があっても関係なく好きな方を向いて寝るようになるから(我が子がそうでした・・・^^;)。
ちなみに、新生児期はタオルで十分です!
産院でも大抵タオルなので、入院中に見ておくと良いのですが、タオルを横長の長方形になるように折りたたみ、頭の下に敷けば簡易枕の完成!
というわけで、枕に関しては「必要になったら購入検討する」くらいで良いかと思います。
もちろん、購入する場合は「綿100%」で「洗濯機で洗えるもの」を選んであげてくださいね^^
キルトパッドと防水シーツの選び方と必要性
まず「キルトパッドと防水シーツは何のために使うのか?」を知っておきましょう!
これらは、敷布団の上に付けて敷布団まで水分や汚れが浸透しないように使うものになります。
つまり、赤ちゃんの汗や吐き戻し、うんちやおしっこなどの浸透防止ですね。湿気でダニが発生することもあるので、ダニ対策にもなります。
それぞれ単体でも売られていますが、キルトパッドと防水シーツ、さらには敷布団カバー(フィッティングシーツ)が一体化した商品もあります。
ただ、敷布団が洗えない場合は必要になってきますが、敷布団が洗えるのであれば、そこまで必要性は感じません(実際、我が家は購入していません)。
購入する場合の選び方ですが、どちらも「洗濯機で洗える」のが大前提!
そして、キルトパッドは直接赤ちゃんの肌に触れるものなので、吸湿性が良く、肌触りの良い素材(綿100%)を選ぶのが基本です。
敷き方は下から❶敷布団❷防水シーツ❸キルトパッドの順です。
フィッティングシーツがあれば❶~❸を一緒に包んでしまってもOK!
フィッティングシーツで包む場合は肌触りはそれほど気にしなくても良いかもしれませんね^^
その他に必要なものは?
ベビーベッド・ベッドインベッド
この2つは、「赤ちゃんの寝かせ方」によって必要かどうかが変わってきます。
そして、各家庭の状況(「大人がベッドか布団か?」「兄弟の有無と寝方」etc.)によって「ベストな寝かせ方」が変わってきますし、前章「ベビー布団は本当に必要?」でお話ししたように、赤ちゃんの性格によっても変わってきます。
赤ちゃんの性格は生まれてみないと分からないので、各家庭の状況に応じて「とりあえずの寝かせ方」を決めておき、必要最低限の準備をするのがおすすめです。
ではまず、「赤ちゃんの寝かせ方」パターンを見てみましょう↓↓
- ベビーベッドで
- 大人の布団の横にベビー布団で
- 大人の布団で添い寝
以上3つが主な寝かせ方になりますが、各家庭の状況別に「どの寝かせ方がおすすめか?」そして、「どの寝かせ方で何が必要で、あると便利か?」を解説していきますね。
「❶ベビーベッド」か「❸大人の布団で添い寝」の2択になります。
1人目のお子さんの場合・・・どちらでもOKです!
2人目以降のお子さんの場合・・・
既に上のお子さんが大人のベッドで一緒に寝ていて、ベッドの大きさに余裕が無い場合はベビーベッドが一番お手軽です。
今は添い寝ができるベビーベッドもあるので、添い寝に対応したベビーベッドを選ぶことで、赤ちゃんはベビーベッドで安全に、ママは自分のベッドで悠々と寝て、なおかつ添い寝で赤ちゃんの寝つきも良くなるという良いこと尽くめの方法もあります。
また、将来的に家族全員一緒に寝る予定の場合は、シングルのベッドと布団を購入し、最初から添い寝にするのも1つの手です。
大人のベッドで添い寝をする場合、赤ちゃんを押しつぶさないか心配であれば、赤ちゃんをガードできる「ベッドインベッド」を使用すると比較的安心です。
ただ、「ベッドインベッド」の効果が得られない場合もあるということを知った上での使用をおすすめします(詳細は後述「大人が布団の場合」の我が家の実例参照)。
「❶ベビーベッド」「❷大人の布団の横にベビー布団」「❸大人の布団で添い寝」のどれでもOKです!
1人目のお子さんの場合・・・どれでもOK!
2人目以降のお子さんの場合・・・
既に上のお子さんが一緒に寝ていて、布団に余裕が無い場合は、「ベビーベッド」か「大人の布団の横にベビー布団」にすると、上のお子さんに潰される心配もなく安心です。
ただ、我が家では、2人目はベビーベッドを使いましたが、3人目が生まれるときは、シングルの布団(もちろん固さなど新生児でも使えるものです)を買い足して、最初から添い寝にしました(全部で「シングル×2」+「ダブル×1」⇒ 最終的に大人2人+子供3人でも十分寝られる大きさにしました)。
とりあえず、壁際から「赤ちゃん ⇒ 私 ⇒ 子供2人 ⇒ 夫」という順番で寝て、子供との距離を保つことで、上の子に潰されるリスクは軽減されるだろうと考えています。
私が押しつぶす心配も無きにしもあらず・・・
ですが、1人目の時に「添い乳」で授乳しながらいつの間にか寝ていた時も、無意識に緊張感があるのか、押しつぶしてしまうことは無かったので、とりあえずはベッドインベッドは使わない予定です。
心配な方は、「大人がベッドの場合」でも記載したように、赤ちゃんをガードできる「ベッドインベッド」の使用をおすすめします。
ただ、「添い乳」で授乳しながら寝てしまったときに押しつぶさないか心配・・・という場合は、あまり意味を成さないかもしれません。
「添い乳」をするときは「ベッドインベッド」のガード部分をどけてしまっているハズなので…^^;
❶「ベビーベッド」の場合
「ベビーベッド」&「ベビー布団」
ベビーベッドはレンタルも有り!
ベビーベッドは一時的にしか必要なかったり、そもそも赤ちゃんによっては全く寝てくれなかったりもするので、試しにレンタル↓↓するのも有りだと思います。
ベッドで添い寝ならベッドサイドベッド↓↓
↑↑こちらのベッドサイドベッドは、細かい高さ調節が出来て、大人用のベッドとフラットにできます!
また、大人用ベッドとベビーベッドの隙間ができないように固定できるベルトも付いているので、安心して赤ちゃんを寝かすことが出来ますよ^^
「ベビー布団の選び方とポイントは?コレを守れば長く使える!」へ
ベビー布団の選び方は前述 おすすめベビー布団は次章「
❷「大人の布団の横にベビー布団」の場合
「ベビー布団」・必要に応じて「すのこ」&「除湿シート」
我が家では大人の布団の下に「すのこ」と「除湿シート」を敷いて、湿気・ダニ対策をしているのですが、ベビー布団の場合も同じように「すのこ」と「除湿シート」を敷くことをおすすめします!
ちなみに、「すのこ」も「除湿シート」もベビー布団サイズのもの↓↓が売られいますよ^^(ミニサイズのベビー布団には少し大きいかもしれませんが…)
「ベビー布団の選び方とポイントは?コレを守れば長く使える!」へ
ベビー布団の選び方は前述 おすすめベビー布団は次章「
❸「大人の布団で添い寝」の場合
赤ちゃんを押しつぶさないか心配なら「ベッドインベッド」
必要に応じて赤ちゃん用の「掛け布団」
大人の布団だと重すぎて窒息の危険もあるため、添い寝でも掛け布団は別にすることをおすすめします。
掛け布団の選び方」へ
選び方は前述「 おすすめ掛け布団は次章「落下防止に「ベッドガード」
赤ちゃんや子供の落下防止に使われるガードです。
お子さんが動くようになると、かなり落下のリスクが上がるので、ベッドの場合は必須になるかと思います。また、布団の場合も分厚いマットレスを使っている場合はあると安心です。
ただ、使用時は下記
注意点↓↓ を必ず読んでください!ダニ捕りシート
こまめに洗えない大人用の布団では、ダニ対策に必須です!
使い方は簡単で、敷布団の上(敷きパッドやシーツの下など)に置くだけ。
3カ月ごとに交換なのですが、交換を忘れてしばらく経つと、かなりの確率で子供がダニに刺されるので、効果はかなりあると思います(忘れるなよ…って話なんですけどね^^;)。
特に赤ちゃんや子供は汗っかきなので、大人用の布団で寝かせる場合はダニ対策をしっかりしてあげてください!
大人の布団で添い寝をする場合の「おすすめマットレス」と具体的な「安全な添い寝のやり方」については↓↓こちらの記事をご覧ください^^
綿毛布・ガーゼケット
綿毛布はいわゆる綿素材の毛布、ガーゼケットはタオルケットのガーゼバージョンで、6重ガーゼなどガーゼを重ねて作られています。
どちらも肌触りが良いので赤ちゃんにはおすすめです!
特に、ガーゼケットは夏涼しく、冬暖かい万能品で、季節を問わず使えるのもGood!
「掛け布団の選び方」でも少し触れましたが、掛け布団に+αして温度調整ができ、お昼寝用やお出かけ用としても長く使えるので、購入して損はないと思います。
スリーパー
スリーパーは↓↓こんな感じの着るタオルケット(ガーゼケット・綿毛布)のようなものなのですが、あると非常に便利です!
特に、寝ている間に布団を蹴ってしまったり、寝返りをして布団からゴロゴロ出てしまうようになると非常に重宝します。
新生児期はそれほど必要ないので、産後にゆっくり購入検討しても良いかもしれません。
ただ、スリーパーは綿じゃないものも多々売られているので、特に産前でアレルギー(アトピーetc.)の有無が分からないは綿100%のものを購入することをおすすめします!
ダニ捕りシート
前述「寝かせ方別必要なもの【まとめ】」でも紹介しましたが、「大人の布団で添い寝」をする場合は必須!
洗えない布団でも簡単にダニ予防ができるのが、この「ダニ捕りシート」になります。
ベビー布団を使う場合で、こまめに洗濯をするのであれば、それほど必要ないかもしれませんが、我が家ではそこまで頻繁にベビー布団の洗濯もしていなかったので、ベビー布団の時からずっと使っています。
特に梅雨の時期など、ベビー布団でもこまめに洗えない場合は非常に重宝しますので、必要に応じて購入をおすすめします!
ベビー布団のおすすめは?
ベビー布団は様々なメーカーから非常に沢山の商品が販売されているため、迷ってしまいますよね?
そこで、本章では、ここまで解説してきた、「赤ちゃんが快適に眠れること」と「長く使えること」を重視して選んだおすすめベビー布団を紹介していきます。
お得なベビー布団セットと単品商品に分けて紹介しますので、値段と相談しつつ、ベストなベビー布団を見つけてくださいね^^
お得なベビー布団セット
今回紹介するのは、全て敷布団が薄手2枚組の洗濯機で洗えるタイプのものです。
敷布団2枚組でセット購入ができるメーカーはかなり限られているので、掛け布団にこだわる場合は敷布団も単品購入が良いかと思います。
↑↑こちらはヌード布団(2枚セットの掛け布団+2枚組敷布団のセット)なので、使いたいカバーやその他必要品を買い足して使うのにピッタリです!
2人目も考えていたので、男の子でも女の子でも使えるデザインというのもポイント!
昔は6重ガーゼケットもついていて地味に便利だったんですが、今(2023年9月28日現在)は、ガーゼケットもセットになっているものは見つけられず…
別途購入するしかなさそうです↓
というわけで、最後はセットではなく単品の紹介になってしまいましたが、次から単品買いする時のおすすめ品をまとめて紹介していきます↓
ガーゼケットについては上記と別の商品も紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います^^
単品買いをする時のおすすめ品
2枚合わせの掛け布団↓↓
中厚タイプの掛け布団↓↓
2枚合わせの掛け布団↓↓
中厚タイプの掛け布団↓↓
キャメルの掛け布団とアレルギーフリーの羽毛布団は「すくすく(Suku Suku)」のオリジナル商品になります。
すくすくには2枚重ねの敷布団は売られていないので、キャメル or アレルギーフリー羽毛の掛け布団で2枚重ねの敷布団にしたい場合は単品買いになります。
可愛いディズニー柄なら↓↓
シンプルな無地なら↓↓
安心無添加ガーゼケット↓↓
ノンホルマリンで可愛いガーゼケット↓↓
シンプルな和晒しがーぜ↓↓
寝相アートにも使える!王冠まくら↓↓
ベビー布団のおすすめ代用品は?
ベビー布団は家にあるもので代用できる場合もあるので、我が家で実際に使っていたものも含めて具体例を紹介していきます。
が、その前に!
ベビー用品以外のもので代用する場合に、守るべき注意点があります↓↓
- 赤ちゃんは骨格がまだ柔らかいので、体が沈み込み過ぎない適度な固さの敷布団や軽い素材の掛け布団にしてあげること!
- デリケートな赤ちゃんの肌に触れても大丈夫な素材にすること!(綿100%、ホルムアルデヒドの数値etc.)
- 高さがある枕はNG!(窒息の危険も)
全て赤ちゃんの安全を守り、安心して寝かせるための注意点になりますので、代用品を使う場合には気を付けてあげてくださいね^^
では、具体的な代用品をご紹介します!
我が家ではベビー布団の上にガーゼバスタオルを敷き、毎日交換していました。
バスタオルなら、湯上りタオルや昼寝の掛け布団としても併用できて、何かと便利ですよ^^
実際に我が家で使っていたのは、薄手の3重ガーゼでしたが、吐き戻しなどでシーツまで汚れることが何度かあったので、もしガーゼバスタオルで代用する場合は5重~6重の分厚いタイプ↓↓がおすすめです!
保育園や家でのお昼寝用としても使えて便利ですよ^^
長座布団やプレイマット、大人用の敷布団が使えます。
我が家では第1子のときも最終的には、夜は大人用の敷布団、昼間はクーファンが小さくなったら、長座布団やプレイマットにバスタオルを敷いて寝かせていました。
ただ、固すぎるものも赤ちゃんには良くないので、タオルで適度な固さに調節してあげるなど、工夫すると良いと思います。
我が家で使っているプレイマットについては、別記事「マット運動を家で!おすすめマットとプレイマットでの体操練習や室内遊びを紹介!」で紹介していますが、今でもお昼寝やおむつ替え、遊びに使ったりと大活躍です!
また、赤ちゃんだけでなく、産後ママも快適に眠れる、添い寝におすすめの大人用の敷布団については、↓↓こちらの記事で詳しく書いてます!(我が家でもかなり重宝してます^^)
「添い寝をお考えの方」のお役に立つのはもちろん、安全面が不安で「大人の布団での添い寝を迷われている方」は、この記事を読むと結論が出せるかもしれませんよ^^
代用品としておむつ替えシート↓↓が使えます!
オムツ交換時に使うおむつ替えシートは防水素材で作られているので、そのまま防水シーツの代わりになります。
もちろん、シートの上にはバスタオルやキルトパッドなど、吸水性のある肌触りの良い素材のものを敷いてから寝かせてあげてくださいね^^
ベビー布団は何歳まで使える?
前述「ベビー布団の選び方」で記載しているように、一般的には、ミニサイズであれば1歳くらいまで、レギュラーサイズであれば3~4歳くらいまでと言われています。
ただ、これはあくまで目安。
お昼寝布団として売られている商品の大きさはベビー布団のレギュラーサイズと同じ縦120cmのものがほとんどなのですが、保育園や幼稚園によっては年中・年長までお昼寝があるところも。
そこで、少し調べてみたのですが、年長(5~6歳)でも身長120cm以上の子ってかなり少ないんですよね。
短時間のお昼寝のときって、夜寝相が悪い子でも、そこまで動かないですよね?
ですので、お昼寝布団としてなら、大きさがギリギリでも意外に大丈夫なんですよ。
ちなみに、我が子もそうなのですが、年長ともなると、かなり体力が付いているので、お昼寝時間があっても寝ない日もあるくらいですし、そもそも時間も短めらしいです。
というわけで、お昼寝布団としてなら小学校入学前まで使える場合が多いと考えて良さそうです。
最後に・・・
ベビー布団のお悩みは解決できたでしょうか?
赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごすので、睡眠環境が非常に大事です。
赤ちゃんが快適に眠ることが出来れば、ママやパパの自由時間が増えて、育児ストレス軽減にもつながり、一石二鳥!
育児を少しでも『楽に』『楽しく』するために、ぜひ各ご家庭に合った赤ちゃんの安眠環境を考えてあげてください。
もちろん、我が家のように当初の予定を覆されることもあるかもしれません。
でも、その可能性を最初から考えておくのと、全く考えないのとでは、いざ事が起きたときのストレスも違ってくると思います。
この記事を読むことで、少しでも気持ちに余裕をもって育児ができるようになれば幸いです^^
赤ちゃんのための手作りおもちゃ↓↓
オムツで採尿が必要になったら↓↓
離乳食が始まったら↓↓