カレンダーを壁に穴を開けずに取り付ける方法2種類と、賃貸でもOKの小さい穴1つでカレンダーと壁掛け時計を同時に取り付ける方法をご紹介します!掛け時計が既に掛けてある方も使える方法ですよ^^そしてカレンダーだけでなく、ポスターや子どもの作品を貼りたいときなど様々なものに応用できるので、壁を傷つけずに好みの部屋にアレンジしたい方はぜひご覧くださいね。
目次
カレンダーを壁に穴を開けずに取り付ける方法~100均の強力磁石で簡単に~
この項でご紹介する方法は、ほとんど全ての壁紙で使えて壁を全く傷つけない方法になります!
ビニール製など、強い壁紙であればそれほど苦労しないのですが、我が家の壁紙は柔らかく弱い壁紙なので、すぐに傷つき、テープなどですごくはがれやすいというデメリットが…
この方法を知るまでは、「壁に穴を開けずに何かを貼りたい!」と思ったときに、毎回頭を悩ませていました。
では、さっそく1つ目の方法です!100均の強力磁石で貼る方法をご紹介します!
【ポスタータイプのカレンダーの場合】と【めくるタイプのカレンダーの場合】の2種類に分けてご紹介していきますね。
1.ポスタータイプのカレンダーの場合
必要なもの
- 強力磁石
- 養生テープ(壁色に近いもの)
※私はセリアの超強力マグネット4Pと白色の養生テープを使いました。
取り付け方
①強力磁石のN極S極が分かるように印を付ける
一度全部くっつけてみて、1個ずつはがしながら同じ面に印を付けていくとやりやすいです。
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②壁に養生テープで強力磁石を貼る
カレンダーを貼る位置を決め、カレンダーの角4ヶ所に合わせて養生テープで強力磁石を貼ります。
養生テープは物によって粘着力が強いものもあるようなので、目立たない場所に貼ってみて、はがすときに壁紙がはがれないかどうかを確認してから使用してください!
大きめの養生テープでしっかりと貼ること!
養生テープはもともとはがせるテープなので、磁石ギリギリの大きさだとすぐにはがれてきてしまいます。壁紙の種類と磁石の厚さにもよりますが、写真の大きさがギリギリラインだと思います。
追記!
上記の貼り方だと、時間経過で剥がれやすいことが分かりました。これから貼る方は↓↓こちらの写真のようにクロスさせて貼り付けることをおすすめします!
③カレンダーを強力磁石で貼る
今回、ポスタータイプのカレンダーが無かったのと、この貼り方の強度を示すため、牛乳パックを開いたものを貼ってみました。
完成です!
皆さんご存じのように、牛乳パックは厚みがあり、開いても完全な平面にはなりませんが、写真のように問題なく貼ることができました。
ちなみに、牛乳パックの上にくっつけた磁石は比較的強力ではありますが、セリアの超強力マグネットほど強力ではありません。
今回の様に印を付けた強力磁石以外を使う場合は、壁にベースの磁石を貼る前に一度くっつけてみて、どの向きで貼ればいいかを確認しておくと、実際にカレンダーを貼るときに「磁石が反発してくっつかない!」なんてことが無くなりますよ^^
小さいお子さんがいるなどの理由で磁石むき出しが危険な場合は、下図の様にカレンダーの裏にテープなどで磁石を直接貼ってしまってもOKです!
「金属面ではない壁に磁石がくっつくベースを貼ることで、どこでも好きなところに磁石で掲示できるようになる!」ということです。
ベースをマスキングテープで貼るという方法もありますが、実際にやってみたところ、マスキングテープは粘着力が弱すぎて時間が経つとはがれてきてしまったので、はがせるけどある程度の粘着力がある養生テープがおすすめです!
大きいポスターや子どもの作品掲示にも!
この方法、強力磁石を使っているので、かなり大きいポスターも貼ることができます!
↑このポスター、68.1×83.5cmとかなり大きいですが、セリアの超強力マグネットを使えば角4ヶ所で十分貼れました!
ちなみに、我が家には1歳児がいるので、安全のためポスターの裏に養生テープで直接マグネットを貼り付けています。
ポスター下部はよくめくられていますが、超強力マグネットのお陰で子どもが手を離したら勝手にくっついてくれるので、貼り直す手間もなく快適ですよ♪
さらに、子どもが保育園で作ってきた作品もこの通り↓↓
子供の作品など小さいものであれば、壁に貼るベースは磁石ではなく、クリップでもOKです!
左側の鬼の作品は下図の様にベースをクリップにしています。
また、右側のバッグはベースの磁石にセリアの「超強力マグネット ミニ 8P(下図参照)」を使ってコストダウンしています。
こんな感じで、貼りたいものの大きさや重さによってベースを変えてもOKですし、表面に貼る磁石はおしゃれな磁石を使うなど、お好みでアレンジするといいですよ♪
2.めくるタイプのカレンダーの場合
必要なもの
- 強力磁石
- 養生テープ
- ダブルクリップ
- ダブルクリップが掛けられる磁石
※私はセリアの超強力マグネット4Pと白色の養生テープ、そして家に余っていたダブルクリップと適当な磁石を使いました。ちなみに、ダブルクリップも100均で購入できますよ!
取り付け方
完成形は↓↓こんな感じ
磁石にダブルクリップを引っかけてカレンダーを挟んでいます。
では、具体的な取り付け手順です。
①磁石のN極S極を確認する
下図の様に、一度磁石同士をくっつけてみて確認します。
②壁に養生テープで強力磁石を貼る
カレンダーの重さ(大きさ)と磁石の強さによって必要数が変わりますが、最低2ヶ所(カレンダーの左右の端)は必要だと思います。
ちなみに、今回は開いた時の大きさが29.7×42cmのカレンダーを使用し、磁石3個でギリギリ落ちない感じでした。
③ダブルクリップを引っかけるための磁石をくっつける
④カレンダーを挟んだダブルクリップを③の磁石に掛ける
完成です!
以上2種類の方法を知っていると、壁の好きな場所に好きなだけものが貼れるので、部屋の壁を傷つけずに好きなだけアレンジできますよ!
カレンダーを壁に掛ける方法~100均の麻紐と穴が目立たないピンを使っておしゃれに~
この項では少し趣向を変えて、1つの小さい穴を開けるだけで掛け時計とカレンダー(めくるタイプ)を2つ同時に、おしゃれに飾る方法をご紹介します!
月めくりカレンダーって、画鋲でも取り付けられるのですが、月が変わる度に画鋲を刺し直していると、壁が穴だらけになってしまいますよね。私はそれが嫌で仕方なくて、お気に入りのカレンダーをなかなか飾れずにいたのですが、この方法を考えてからはすごく気持ちよく飾ることができています!
完成形は↓↓こんな感じ
最終的には契約書を読んでいただくのが確実ですが、基本的には画鋲やピン等はOKだけど釘やネジはNGのところが多いと思います。なので、細いピンを使えば賃貸でもOKだと思いますよ!
ちなみに私は昔、賃貸の部屋で絵画を飾るために細いピンを使用していましたが、退去時に別途お金を請求されることはありませんでした。
では、取り付け方を解説していきますね。
必要なもの
- 紐(お好みのもの)
- 安全ピン
- 掛け時計を取り付ける道具※
※これを穴の目立たない細いピンにしておくと、部屋の模様替えをする場合も気にならないので、持ち家の方でも、これから掛け時計を掛ける方はぜひ穴の目立たないピンなどを購入されるといいと思います!
取り付け方
①配置を決める
横は掛け時計とカレンダーの横幅の大きい方以上、縦は掛け時計の高さ+カレンダー(開いた状態)の縦の長さ以上の場所で、掛け時計を掛けたい場所を探してください。
②壁に掛け時計を掛けるピンを刺す
まずは通常通り掛け時計を掛ける場所にピンやネジなどを刺します。
私はあまり何も考えず、付属のネジを使ってしまいましたが、穴の目立たないピンを別途購入すれば良かったなぁと少々後悔しております…
時計を掛けてみて配置がOKであれば、一度時計を取り外して次へ進んでください。
③準備した紐を②のピンに引っかけ、適当な長さで縛る
下に垂れる紐の長さが、時計の引っかける部分より下の長さ(下図黄色←→)よりも長くなるようにしてください。
少し長めに紐を切っておき、掛け時計やカレンダーを合わせながら長さを決めると失敗しません!
ちなみに私は、セリアの麻紐(2巻で100円+税)を使いましたが、ダイソーなど他の100均でも麻紐はもちろん、おしゃれな紐が売っているので、お好みのものを使ってくださいね。
④紐に安全ピンを吊るす
⑤カレンダーの穴に安全ピンを通して吊るす
完成です!
月が変わったときは、安全ピンを開いてめくったカレンダーの穴に通していけばいいだけなので、壁が穴だらけになることもなく、簡単かつ快適ですよ!
カレンダーを壁に穴を開けずに取り付ける方法~100均の「壁紙に貼れるフック」を使って~
これは簡単に言うと、壁にフックを貼ってそのフックにカレンダーを引っかけるという単純明快な方法です。前項までで解説してきた方法と比べると一番簡単な方法になります。
この方法で使うフックでおすすめなのはダイソーの「針穴をあけない!壁紙に貼れる壁紙用フック」という商品です!これは、特殊接着剤(変性シリコーン)を使って壁に貼ることができるフックで、耐荷重500g、1kg、2kgの3種類のものがあるので、取り付けたいカレンダーの大きさによって選ぶことができます。
ただし、このダイソーのフック、全ての壁紙に貼れるわけではないのが難点…ダイソーのフックで使う特殊接着剤が使える素材は「ビニル製の壁紙、ステンレス、タイル、ガラス面」らしいです。要は壁紙でOKなのはビニル製のみ。穴を開けることができない面に何かを掛けるために作られた商品という感じがしますね。
いわゆる「貼ってはがせるフック」って様々な商品が売っているのですが、私が知る限りでは「全ての壁紙でOK」というものは見たことがありません。特に我が家のような柔らかい弱い壁紙に対応しているものは皆無に等しいと思います。
なので、もし柔らかい壁紙だけどフックで簡単にカレンダーを掛けたいという場合は、100均でも穴跡が目立たないピンフックが売っているので、そちらを使うことをおすすめします。特に、セリアでは石膏ボード壁用のピンフックの中に「カレンダー用フック」というものがあり、近くを通って風が吹いたとしても落ちない仕様になっているのでおすすめです!
まとめ
カレンダーを取り付ける方法を幾つかご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私は全ての方におすすめするのは、やはり強力磁石で壁に穴を開けずに取り付ける方法です。この方法はカレンダーだけでなく様々なものを貼るのに使えるので、覚えておくと、何かと便利ですよ!
また、掛け時計を掛ける予定の方には掛け時計とセットで取り付ける方法もかなりおすすめです^^
ぜひ試してみてくださいね。