牛乳パックのバッグの作り方を画像付きで解説します。牛乳パックのバッグには様々な種類がありますが、今回はその中でも一番簡単に作れて、お好みの大きさにアレンジできるバッグをご紹介したいと思います!
目次
牛乳パックのバッグの作り方!一番簡単!
うちの子は、なぜか家の中でバッグに物を入れて持ち歩くのが大好きなんです。
そして困ったことに入れっぱなしで放置するので、よく物が行方不明に・・・
そこで、中身が見えてしっかり立たせて置けるバッグがあれば、物が無くなりにくくなるのでは?と思い、牛乳パックでバッグを作ることにしました!
今回は、とにかく簡単に作りたかったので、牛乳パックを開かずに作れる、一番簡単だと思われる方法で作ってみました。
↓こんな感じです。
では、作り方をご紹介しますね。
用意するもの
まずは、今回使った道具と材料について解説します。
- 牛乳パック 1個(開いていないもの)
- カッターナイフ
- ハサミ
- ペン or 鉛筆
- 定規
- キリ & ドライバー(穴をあける工具)
- 布テープ
- 木工用ボンド(多用途のものを使いました)
- 麻紐(お好みの紐でOK!)
- OPPテープ(無色透明のテープ)
- リメイクシート(バッグの表面アレンジ用)
- A4のコピー用紙(牛乳パックの柄を隠すために使用)
今回使ったリメイクシートは↓↓こちら
では、作り方をご紹介します。
牛乳パックのバッグの作り方
牛乳パックを半分に切る
開いていない牛乳パックをカッターで半分の高さに切ります。
↓ |
注ぎ口の部分を開き、平らに閉じる
注ぎ口の部分も底として使うので、一度開いてから平らになるように布テープで閉じます。
↓ |
牛乳パックを組み立てる
半分に切った牛乳パックを横に並べ、布テープでグルっと一周巻いて、しっかりと留めます。
底になる側を布テープで留めました。
上から見ると↓の様になります。 |
これでバッグの形は完成です!
牛乳パックの柄を隠す
A4のコピー用紙をバッグの側面と底の大きさに合わせて切り、木工用ボンドで貼ります。
次のリメイクシートを貼る工程である程度は柄が隠れるのですが、私の使ったリメイクシートは薄手のため、牛乳パックの柄が透けてしまいます。
厚手のリメイクシートを使用する場合や透け感が気にならない場合はこの工程は省いてください。
私はバッグに紙を巻いて、大体の型を取った後、しっかりと折り目を付けてカッターで切りました。
A4の用紙を使うと下図の様に、簡単にピッタリのサイズに切れます。
↓紙を貼ったバッグを底から見た画像です
リメイクシートを貼る
バッグの側面と底面にリメイクシートを貼ります。
① バッグの側面にリメイクシートを巻いて、ペンで印を付けます。
② 印を元にして上下左右共に1cmほど余裕をもたせて線を引き、ハサミで切ります。
③ 切ったリメイクシートを下図の様にバッグの上面と底面にそれぞれ1cmほど余裕をもたせて貼ります。
図の様にリメイクシートの端っこを側面の角に合わせて貼るときれいな仕上がりになります!
④ 側面に1cmほど余っている部分を下図の様に内側に入れて貼ります。
⑤ 上下に余らせてある部分(下図の◯)に切れ込みを入れ、内側に折り込みます。
↓ |
⑥ 底面の大きさに合わせてリメイクシートを切って(今度はピッタリサイズ)貼ります。
↓ |
私はリメイクシートの切れ端があったので、それを継ぎはぎで使いました。
OPPテープ(無色透明のテープ)で補強する
リメイクシートの継ぎ目の部分(側面:1辺、底面:4辺)にOPPテープを貼って補強します。
リメイクシートはもともとはがして原状回復ができるようになっているため、牛乳パックの様なツルツルの面に貼った場合ははがそうと思えば簡単にはがれます。
特に角部分ははがれやすいので、初めからテープで補強しておくことをオススメします!
キリで穴を開ける
バッグの紐を通す穴を開けます。
私は上から1.5cm、左右から約3.5cm(真ん中)の所にペンで印を付けてから(下図の◯)キリで穴を開けました。
穴を開けるときは外側から内側へ向かってキリを刺すと、外側の見た目が良くなります。
紐を外側から通して内側で縛る
バッグの紐をお好みの長さに切り、先ほど開けた穴にバッグの外側から通して内側で縛って固定します。
私は麻紐を3本通し、内側で縛った後に三つ編みをしてから、反対側も外側から穴に通して内側で縛りました。
太めの紐を使う場合は・・・
キリで穴を開けた後にドライバーで穴を広げると入れやすいです。
お疲れさまでした!!
牛乳パックのバッグの完成です!↓クマさんに持たせてみました。
牛乳パックのバッグ!画用紙などでアレンジしてもOK!
今回はリメイクシートを貼って牛乳パックの柄を隠しましたが、画用紙などの厚紙でお好みの柄にアレンジしてもおしゃれだと思います。
もちろん全て自分で作るのもありですが、お子さんがみえる方は、子どもにいろいろな色の画用紙を好きな大きさに切ってもらって、好きなように貼ってもらうと一緒に作れて楽しいかもしれませんね。
牛乳パックのバッグ!お散歩バッグやお店屋さんごっこ、小物入れとしても使える!
お散歩バッグとして
うちの子は保育園に通っているのですが、お散歩のときに自分で作った折り紙のバッグを持って行き、ドングリなどの季節を感じるものを拾って帰ってきたりするそうです。
牛乳パックのバッグは作り方によっては防水にできて丈夫なので、折り紙よりもお散歩バッグに最適かもしれません。保育園だけでなく、家でもお散歩バッグがあると、少し外に行くだけでも楽しくなりそうですね。
お店屋さんごっこでも大活躍!
うちの子はお店屋さんごっこが大好きでよくやっているのですが、その時に使う買い物かごやカバンとしても大活躍しています!
牛乳パックのバッグが無いときは、収納に使っているかごの中身を出して買い物かごにされていたりして、その度に片付けるものが増えていたのですが、今ではそんなことも無くなり、私も快適に過ごしています。
ちなみに我が家では、ままごとキッチンも牛乳パックで手作りしたのですが、子どもがお店屋さんごっこばかりするようになったので、ままごとキッチンをお店屋さんとしても使えるようにアレンジしました。
「ままごとキッチンとお店屋さんが両方欲しいけどスペースが無い」という方は・・・
牛乳パックでままごとキッチンを手作り!簡単にお店屋さんにもアレンジ可能!
↑こちらの記事で、簡単にままごとキッチンをお店屋さんにアレンジする方法をご紹介していますので参考にしてみてください。市販のままごとキッチンもアレンジ可能です!
小物入れとして
組み合わせる牛乳パックの高さや数を調節すれば、各家庭の収納にピッタリ納まる小物入れにもなります!
この場合は紐はいらない場合もあると思うので、その辺りはお好みで。
牛乳パックのバッグ!ポシェットやショルダーバッグにもアレンジ可能!
今回作った牛乳パックのバッグは、紐の長さや牛乳パックの高さ、数をお好みで変えることで、ポシェットやショルダーバッグも作れます!
今回は手提げ程度の紐の長さにしたのですが、子どもに渡した瞬間「ショルダーバッグが良い」と言われてしまいました・・・汗。まぁ、それでも気に入ったようで、何かしら毎日使ってくれているんですけどね。
ただ、「次はショルダーバッグを作る」という約束をしてしまったので、また近いうちにショルダーバッグを作りたいと思います。
牛乳パックのバッグ!簡単なので保育園での製作や小学生の工作にも!
今回作った牛乳パックのバッグの作り方はすごく簡単です!完成した写真を見れば作り方が想像できるくらいに。
なので、保育園での製作や小学生の工作にも最適です!
ただ、穴を開けるときにキリを使うため、幼児には少し危ないと思うので、保育園の製作で作る場合は、先生がやる作業と子どもにやらせる作業を明確に分けた方が良いかもしれませんね。
逆に小学生の工作としては簡単すぎるかもしれませんが、今回作った牛乳パックのバッグは大きさ、形など自由自在なので、想像力を働かせてお好みのバッグにアレンジしてみるのも良いと思います。
牛乳パックのバッグ!ペットボトルでも簡単に!
今回は牛乳パックでバッグを作りましたが、ペットボトルでも簡単に同じような形のバッグを作ることができます。
作り方は牛乳パックの場合とほとんど変わりません。
「お好みの高さに切ったペットボトルに穴を開けて紐を付ける」だけです。
ペットボトルはそのままでも防水で柄もないため、表面にリメイクシートなどは貼らずにそのままでも良いかもしれんせんね。
ただ、今回の様にいくつかつなげて作る場合は、牛乳パックと違って間に隙間ができてしまうので、この隙間に物が入らないように何か詰めるか、逆に隙間にも細いものを入れられる様に底になる物を貼り付けると便利かもしれません。
ペットボトルの場合は切り口が鋭く危ないため、必ず切り口にビニールテープなどを貼って保護するようにしてください!
まとめ
いかがでしたか?
説明が長くなってしまったので、少し難しく感じたかもしれませんが、簡単にまとめると「お好みの高さに切った牛乳パックに穴を開けて紐を通す」だけです。
牛乳パックのバッグを作ってみたいけど、型を取ったり難しいのはちょっと・・・という方は、ぜひ一度この方法で作ってみることをオススメします!