いざという時に役立つ家にある材料で5分で作れるキッチンペーパーの簡易マスク!一番簡単で4歳児が保育園で1日使っても破れなかった丈夫な作り方をご紹介します!型紙不要でサイズも自由自在に変えられるので、子供用から大人用まで作りたいサイズで作ってみてくださいね!
目次
キッチンペーパーで簡易マスクの作り方!型紙不要で一番簡単!
コロナ流行による緊急事態宣言が解除され、休園だった我が子の保育園も開園して預けられるようになったのですが、開園前日夜に保育園から「マスク着用必須」&「予備マスク持参」の連絡が…。
我が家では子どもには基本的にマスクは着用させていなかったので、子供用マスクは以前作ったガーゼマスク1つしかなく、そのただ1つあるマスクも保育園で走り回る子どもが付けるには分厚すぎて熱中症の危険も増すし、息も苦しくなりそう…このままでは預けられないではないか!
ということで、急遽家にある材料でマスクを作ることに。
色々と調べて考えた結果、短時間で簡単に作れるキッチンペーパーを使った簡易マスクでその場を乗り切ることにしたのですが、最初に作ったものは幼児が使うには耐久性に難ありであまり使えませんでした。(予備で持たせたものも含め2枚とも破れて帰りはマスク無し状態に…)
そこで、色々と試行錯誤した結果、家にある材料だけで5分で作れる簡単さと幼児でも1日使える耐久性も兼ね備えた型紙不要の縫わないマスクができたので、その作り方をご紹介していきたいと思います!
必要なもの
- キッチンペーパー 2枚★1
- 輪ゴム 2~4個★2
- ホッチキス★3
★1 今回はパルプ100%のキッチンペーパーを使っています。
★2 輪ゴムの必要数は顔の大きさや耳までの距離によって変わりますが、子ども(幼児含む)は2個、大人は小顔でも4個は必要かなという感じです。作り方の項で詳しく解説しますが、マスク自体の横幅も調整できるので、マスクの横幅とゴムの数の両方を使ってサイズ調整してみてくださいね。
★3 金属アレルギーの方はホッチキスの針が肌に触れないか心配になるかと思いますが、今回ご紹介する方法はマスク装着時にホッチキスの針が直接肌に触れる作り方ではないので、よっぽど大丈夫だと思います。ただ、やはり極力金属は使いたくはないと思うので、そういった場合は↓↓紙針ホッチキスの使用をおすすめします。
キッチンペーパーで簡易マスクの作り方
【前準備】手と作るスペースを清潔にする
清潔なマスクを作るための必須事項です!
まず、作るスペース(机など)をきれいに拭き、手を洗います(清潔なビニール製の手袋を着けるのも1つの手ですね)。
可能なら机も手も消毒もした方が良いですが、コロナで除菌ウェットティッシュやアルコールが不足ぎみだと思うので、ここはできる限りでOKです!
準備ができたら、早速作ってみましょう!
①2枚のキッチンペーパーを重ねる
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②ジャバラに折り曲げる
1.5cm~2.5cmくらいのお好みの幅で折り曲げていきます。
ちなみに私が作ったマスクは約2.5cm幅くらいになっていました。
しっかり跡をつけるように折るのがポイントです!
下図のようにキッチンペーパーの端にかかるように輪ゴムを置き、輪ゴムに通すようにキッチンペーパーを折り曲げてホッチキスで留めます。
キッチンペーパーの端を折り曲げる幅を変えることでマスクの幅を調整できます!
ホッチキスは留めなおすことも可能なので、始めは適当に留めてみて、一度上下にキッチンペーパーを開いて顔に合わせてから微調整すると良いと思います。
↓ |
「子供用」はこれできつくなければ完成です!
「大人用」や「子供用でゴム1個だときつい場合」は次工程へ↓↓
④必要に応じて輪ゴムを追加する
下図のように左右に1個ずつ輪ゴムを繋げます。
完成です!
↓↓実際に着けてみました!
私には若干大きすぎました…輪ゴムを付けるときに折り曲げる幅を増やすとピッタリになりそうです。
ちなみに、夫はこの大きさでややきつそうでしたが、輪ゴムを追加するほどではないので工程③のキッチンペーパーを折り曲げる幅を狭くしたらピッタリになるかなという感じです。
見た目はきれいなマスクという感じでは無いかもしれませんが、着けてみると意外に違和感もなく、普通のマスクですよ^^
キッチンペーパーの簡易マスク!簡単にサイズ調整も可能!
作り方の章でもご紹介していますが、ここでサイズ調整の仕方をまとめておきますね。
サイズ調整の方法は以下の2つです。
- ゴムを付けるときに折り曲げる幅を変える
- 輪ゴムの数を変える
上記❷の輪ゴムの数はいつでも簡単に変えられます。
そして実は、キッチンペーパーって意外に強いので、ホッチキスで一度留めてしまった後に上記❶の「折り曲げる幅を変えたい」と思った時でも、ホッチキスを外してもう一度やり直すことも可能です!
というわけで、今回ご紹介したキッチンペーパーを使った簡易マスクはいつでも簡単にサイズ調整可能で、なおかつ幼児から大人まで使えるので、急に必要になったときにはかなり重宝します!
コロナによるマスク品切れや値段の高騰は解消されつつありますが、私は今回の事で「いつ何があるか分からないなぁ」と実感しました。
どこの家庭にもありそうな材料で折り方も作り方も簡単な簡易マスク!「マスクが急に必要になったけど、無いよ~!」というときにすごく役に立つので、覚えておくといいと思いますよ。
キッチンペーパーの簡易マスクはフィルター効果も期待できる!?
以前書いた記事「平面マスク子供用の作り方!型紙不要でサイズも自由自在だよ!」で触れているように、ガーゼマスクは花粉予防には効果的ですが、ウイルスを通してしまうため、感染予防という意味では、あまり意味を成しません。
そんなガーゼマスクでも、間にフィルターを挟むことで感染予防としての効果が増すのですが、簡単にフィルター効果を増すために使われるマスクフィルター代用品として用いられるのがキッチンペーパーやティッシュペーパーです。
つまり、顔にフィットするようにきちんとサイズ調整をすることで、ガーゼマスクよりもフィルター効果の高い、感染予防に効果的なマスクを作ることも可能というわけです。
今回は2枚のキッチンペーパーを同じ向きで重ねて作っていますが、向きを90°変えることでそのフィルター効果はさらに増します。
布マスクにフィルターを挟むことで防御力を上げることができるマスクなのですが、このHKマスクのフィルターとして2枚のキッチンペーパーを90°ずらした状態で用いた場合、0.3μmの微粒子を91.3%ろ過できたというデータもあるようです。
つまり、キッチンペーパー2枚重ねはかなりフィルター効果が高いということですね。
最近になって、ようやく政府からガーゼマスク(いわゆるアベノマスク)が配布されましたが、このガーゼマスクをより効果的に使うために、キッチンペーパーをフィルターとして用いるというのも1つの手かもしれませんね。
キッチンペーパーの簡易マスク!不織布でもOK!
今回、作り方の章で実際に使ったキッチンペーパーは安上がりなエンボス加工されたパルプ100%のものですが、もちろん不織布でもOKです!
パルプ製のキッチンぺーパーを使った場合、1枚だと破れやすかったため最新的に「2枚重ねで作る」という結論に至りましたが、不織布であれば比較的丈夫なので、1枚でも大丈夫かもしれません(商品にもよるは思いますが…)。
ただ、やはりパルプ製に比べ不織布の方が値は張るとは思うので、その辺りはお好みで。
ちなみに、ダイソーなどの100均でも不織布のキッチンペーパー(クッキングペーパー)は売っているようですが、有名どころだと「リードクッキングペーパー」でしょうか?100均以外で値段を抑えたければ「業務用クッキングペーパー」もおすすめですよ。
↓↓どちらもAmazonで買えるみたいです
子ども曰くキッチンペーパー2枚重ねは若干暑いようなので、我が家でも近々不織布1枚で試してみる予定です!試した結果はまた追記しますね^^
早速、不織布のクッキングペーパー1枚で作ってみました!
やはり不織布であれば1枚でも強度は問題なさそうです。
ただ、我が子は不織布の臭いが苦手なようで、「前のが良い!」と言われてしまったので、今後も子供用はパルプ100%のキッチンペーパーで作ることになりそうです。
ちなみに、私が今回使った不織布のクッキングペーパーはアピタで298円+税で購入した「styleone クッキングペーパー(54枚×2ロール入り)」です。
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