100均グッズと家にある廃品で作れるイースターの飾りの簡単な作り方をご紹介します!小さなお子さんでも一緒に作れるので、家族みんなで作った飾りを飾って、イースターを楽しみませんか?
目次
イースターって何?
最近では比較的よく聞くようになった「イースター」という言葉。「名前だけは知ってるけど、具体的にどんなイベントなのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
実は、最近まで私もイースターがどのようなものなのかよく知らなかったのですが、「話題のイースターを子どもと一緒に楽しみたい!」と思い、少し調べてみました。
「イースター(Easter)」は日本語で「復活祭」といいます。
では、復活祭とは何か?
イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなったことは有名な話なので、ご存じの方も多いと思いますが、実はその話には続きがあって、キリストはその後、復活したのだそう。
このキリストの復活を記念・記憶するお祭りが復活祭というわけです。
キリスト教のお祭りと聞くと、日本では真っ先にクリスマスが思い浮かびますが、キリスト教においてクリスマスよりも何よりも重要なお祭りがイースター(復活祭)なのだそうです。
イースターはいつ?
実は、イースターの日付は3月22日から4月25日の間で毎年変わります。
なぜそんなに日付に幅が生じるのかというと、イースターは『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』と定められているためです。
ただ、日付は変わっても「日曜日」というのは毎年変わりません。これは、キリストが復活した日が日曜日だと言われているためです。
では、2022年のイースターはいつかというと、4月17日(日)です!
「祝日は仕事だよ~」という方でも、「日曜日ならお休み!」という場合も比較的多いと思うので、春になったら家族でハッピーイースターを楽しんでみてはいかがでしょうか?
イースターといえば?
イースターといったら一番に思い浮かぶのはイースターエッグですよね!
もちろん本物の卵を使って作る方法もあるのですが、卵アレルギーの子にはNGですし、小さい子がいるご家庭では殻が割れる恐れもあるので、少し抵抗があると思います。
そんな時におすすめなのが、セリアやダイソー、キャンドゥなどの100均にも売っているプラスチック製のイースターエッグです!かわいい柄のものも売っているので、気軽にイースターを楽しみたい方にはもってこいですよ。
イースターエッグの次に思い浮かぶのがイースターバニーかなぁと思いますが、こちらもセリアなどの100均で手に入ります!
そして、「気軽に楽しみたいけど、オリジナリティも出したい」という方におすすめなのが、シンプルなイースターエッグを買ってきて、絵柄を自分で描く方法です!
ディズニーやうさぎのイラストを描いてみたり、白黒でシックにしてみたり、デザインも自由自在!絵柄を描くだけで簡単にオリジナルイースターエッグができるのでおすすめですよ!
次項では、子どもと一緒に楽しく簡単に作れるイースターの飾り(ガーランド)の作り方もご紹介していますので、ぜひご覧くださいね!
イースターの飾りの簡単な作り方!100均グッズと廃品利用でコスパGood!
では、イースターの飾り(ガーランド)の簡単な作り方をご紹介しますね!型紙もご用意していますので、必要な方はご利用ください。
必要なもの
下記は実際に私が使った材料と道具になります。
いくつかのパターンの作り方をご紹介するので、場合によっては必要ないものも含まれています(★は全パターン共通で必要)。★以外でもし家にないものがあれば、準備する前に作り方の項をザッと見ていただいて、どのパターンで作るかを決めることをおすすめします!
- 牛乳パック★
- 型紙※
- 麻紐★(お好みの紐でOK!)
- OPPテープ★
- 両面テープ
- 木工用ボンド(多用途のものを使用)
- はさみ★
- カッターナイフ
- ボールペン
- キリ(太い紐の場合は穴あけパンチが便利)★
- クレヨン
ちなみに、私が100均で購入したのは麻紐とOPPテープだけですが、それ以外も全て100均で手に入りますよ!
※ 今回ご紹介する作り方にピッタリサイズの型紙(卵ver.とうさぎver.)をご用意しましたので、下記からダウンロードしてご利用ください。
イースターガーランドの作り方
各パーツの作り方は「1.型紙をそのまま絵柄として使う場合」と「2.牛乳パックに直接絵柄を描く場合」の2つに分けて解説していきます。
1.型紙をそのまま絵柄として使う場合
①牛乳パックを開き、注ぎ口と底を切り取る
牛乳パックの角に1ヶ所糊しろ部分(2重になっている部分)があるのをご存じですか?
イースターバニーを作る場合は、この糊しろ部分がある角から切り開くと、牛乳パックを無駄なく使うことができます!
イースターエッグのみ作る場合はどこから切り開いてもOKです!
注ぎ口と底を除いた側面部分を使います。
②牛乳パックに型紙を貼り付けて切り抜き、ボンドで貼り付ける
ここからイースターエッグの場合とイースターバニーの場合に分けて解説していきますが、最終的に両方作る場合は1枚の牛乳パックを下図のように使い分けると最小限の牛乳パックで作ることができます!
糊しろ部分を含む2面をイースターバニー用とし、それ以外の部分をイースターエッグ用として使うということです。
【イースターエッグの場合】
①の牛乳パック側面を1面ずつに切り分け、切った牛乳パックの白い面に卵2個分の型紙を貼り付けます(両面テープ使用)。
型紙の卵の縁がしっかりとくっつくように貼り付けると完成時に端が剥がれてきません!
私は下図のように卵が縦2個ずつになるように型紙を切っておき、型紙の裏面に両面テープを貼ったものを牛乳パックに貼り付けました。
↓ |
型紙の卵部分を覆うようにOPPテープを貼ります。
下図のように、まず下の卵にかぶらないように気を付けながら①の位置にOPPテープを貼り、①の端に合わせるように②、③を貼って、最後に③に合わせるように④を貼ると、卵の途中にくるOPPテープの切れ目が確実に1か所で済みます。
写真を撮り忘れたので卵の色が最初の画像と違いますが…(^^;
次に、はさみでイースターエッグを切り抜きます。
裏が見えない場所に飾る場合など、裏面が牛乳パックの柄のままでOKという方は、この工程はここまででOKです!
裏表きれいな柄にしたい方はこのまま進めてください。
裏表同じ柄で作る場合は、同じものを2枚作ってください。
後は2枚のうち1枚の裏に木工用ボンドを塗って貼り合わせたら完成です!(木工用ボンドが無い方は両面テープでもOKです!)
卵の裏に少なめにボンドを出して牛乳パックの切れ端で伸ばすと、きれいに塗れて貼り合わせたときにはみ出るボンドの量も少なく済みます!
↓ |
【イースターバニーの場合】
型紙では卵型の顔のイースターバニーと丸い顔のイースターバニーの2種類がありますが、どちらも作り方は同じなので、卵型の方を例にして解説していきますね。
まず、型紙を切り分けてから、型紙の裏面にうさぎの輪郭がしっかり留まるように両面テープを貼ります。
側面2面分の牛乳パックを準備し、真ん中の折れ目の部分を爪で潰して平らにしてから、うさぎの顔と後ろ姿が逆さになるように貼り付けます。
↓ |
逆さにすることで、最後にうさぎの顔を貼り合わせたときに、牛乳パックの折れ目の位置がズレて頑丈になるためです。
同じ向きで作ってしまうと、折れ目の位置も同じになり、その部分が折れやすくなってしまいます。
次に、うさぎの顔を覆うようにOPPテープを貼ります。
OPPテープはうさぎの顔の真ん中に切れ目がくるよう縦に4本貼るとバランスが良くなります。
はさみとカッターナイフを使ってうさぎの顔を切り抜き、前面か後面どちらか一方の裏に木工用ボンドを塗って貼り合わせたら完成です!(木工用ボンドが無い方は両面テープでもOK!)
2.牛乳パックに直接絵柄を描く場合
この方法は小さなお子さんでも楽しく一緒に作れる方法になります!
①牛乳パックを開き、注ぎ口と底を切り取る
牛乳パックの糊しろ部分が端に来るように、糊しろ部分がある角から切り開くと、絵が描きやすいです。
今回も注ぎ口と底を除いた側面部分を使います。
②牛乳パックに好きな絵柄を描く
何を使って描いても良いのですが、クレヨンを使うと簡単で味も出るのでおすすめです!あとはチョークなんかも良いかもしれませんね。
もちろん、少し手間はかかりますが、絵の具などを使っても良いですし、折り紙や画用紙をはさみで切ったりちぎったりしたものを貼っても可愛いと思います!
ちなみに、私は子供に「グルグルして~」と言って、クレヨンで描いてもらいました↓↓。
描いた後に側面1面ずつに切り分け(糊しろを含む側面は使いません)、裏側(牛乳パックの柄がある方)にボールペンで卵の形を描きます。
前項の「1.型紙をそのまま絵柄として使う場合」で作ったイースターエッグを使って型をとれば、型紙を作らなくてもできるので楽ですよ!
もし前項のイースターエッグを作らない場合は、型紙を印刷したものを牛乳パックに貼り付けて切り抜けば簡単に型紙の完成です!
↓裏側に |
表に描いた柄を見ながら少し卵を斜めにしてみたり、好きな柄の部分だけ使ってもOKです!
次に、卵1個ずつになるように半分に切り分け、それぞれ表側にOPPテープを貼ります。
前項と違って卵の形が裏側でしかわからないため、卵2個がつながった状態でOPPテープを貼ると、位置がズレる可能性が高くなるためです。
↓表側に |
最後にはさみで卵の形に切り抜き、木工用ボンド(両面テープも可)で貼り合わせたら完成です!
裏が牛乳パックの柄のままでいい場合は貼り合わせる作業は省いてOKです!
上記では側面4面分の牛乳パックにそのまま絵を描きましたが、先に牛乳パックの白い面にペンで卵の形を描いておいて、その中に絵を描いてもOKです!
また、マスキングテープを組み合わせて柄を作ってもいいかもしれませんね。
私は子供に描いてもらって↓↓こんな感じになりました。
3.紐の付け方
前項までの工程で↓↓これだけのパーツができました。
これらを紐で繋げて飾れる状態にしていきます。
①パーツに穴を開ける
用意した紐の太さに合わせて各パーツに穴を開けていきます。
私はセリアの麻紐を使うので、イースターエッグは上部2ヶ所(約1.5cm間隔)、イースターバニーは耳の上部(下図→部分)にキリで細い穴を開けました。
穴を開けるときの土台とイースターエッグの穴の位置の目安として牛乳パックの糊しろ部分を使っています。
全パーツ同様に穴を開けます。
②紐に通す
まず、紐に通す順番を決めます。色合いなどを見ながらお好みで決めてください。
順番が決まったら、紐を通していきます。
紐の端をセロテープで留めておくと、紐が1つにまとまるだけでなく、固くなるので通しやすいです!
飾るときに裏側になる面から表側に向かって通し、2つ目の穴からまた裏側へ通す作業を繰り返していきます。
お疲れさまでした!
全てのパーツに紐を通したら完成です!
パーツの間隔は自由自在に変えることができるので、紐を長めに切っておいて飾る場所に合わせて長さ調整することをおすすめします!
イースターのゲームと言えば?
イースターのゲームで一番に思い浮かぶのはエッグハントだと思いますが、それ以外にもエッグローリング(卵転がしレース)やエッグ&スプーンレースなんかも有名ですね。
エッグローリングは傾斜がある広い場所が必要なので、なかなかハードルが高いですが、エッグハントやエッグ&スプーンレースは家の中でもできそうですね。
この記事を書いている今現在は新型コロナウイルス流行で外出自粛状態ですが、イースターなら家の中でも十分楽しめますよ!
セリアなどの100均にも売っている卵型カプセルやうさぎ型のカプセルに子どもの好きなお菓子やおもちゃを入れて、家の中に隠してみんなで探せば、簡単にエッグハントができますよ!
エッグ&スプーンレースも本物の卵ではなく、100均で売っているプラスチックの卵を使えば抵抗なく家でもできますね。
外出自粛で日本の春一番のイベント「お花見」は難しいですが、その代わりにキリスト教一番のイベント「イースター」を楽しんでみてはいかがでしょうか?