折り紙や画用紙を使って幼児でも簡単に作れる、茎付きで1本でも可愛い立体のお花の作り方をご紹介します!何本か作って束ねることで花束にもなり、箱やかごに詰めればおしゃれなインテリアにも!お好みでアレンジしてプレゼントや日々の遊びにお役立てください^^
目次
お花の作り方!折り紙で簡単に子供でも作れるよ!
完成形を見ると「難しいのでは・・・!?」と思われがちですが、意外に簡単!子供でも簡単にできる、1輪でも可愛い立体のお花の作り方をご紹介します!
まずは材料をご覧ください。
必要なもの
- 折り紙 or 画用紙★1
- 広告★2
- はさみ★3
- のり
- セロハンテープ
★1 両面色付きのものがあると、より簡単にリアルにできますが、片面のみ色が付いた普通の折り紙でももちろんOKです!※下記解説では片面のみの普通の折り紙を使用しています。
★2 茎の部分に使います。画用紙や折り紙で代用可能ですが、広告があると折り紙や画用紙を使う量を減らすことが出来るので、コスト軽減になりますよ^^
★3 4歳児くらいであれば問題なくできると思いますが、難しそうであればはさみを使う部分だけ大人がやるなど、協力して作ってみてくださいね。ただ、できるだけお子さんにやってもらうと、はさみの練習や手先訓練にもなりますよ^^
ちなみに、子供用のはさみは先端にプラスチックのガードが付いているものもありますが、私はあまりお勧めしません。最初は安全で良いかもしれませんが、すぐに使い辛さを感じてきてしまいます(我が子で経験済み…)。
その点、「こどもちゃれんじのこども用はさみ↓↓」は先端が丸く加工されており、安全だけどしっかり切れて、初めてはさみを使う子のために色々と工夫がされているので、おすすめです!右利き用だけでなく、左利き用もありますよ^^
可愛い簡単立体お花の作り方!
実際に、子供と一緒に作った時の写真を使って解説していきますので、途中で折り紙の色が変わったりしていますが、あらかじめご了承ください。
①茎のベースを作る
広告を丸めて茎のベースとなる棒を作り、セロハンテープで留めます。
この広告の棒を、作りたいお花の茎の長さになるようにはさみで切ります。
緩めに巻いた柔らかめの棒であれば子供用のはさみでも切れると思いますが、固く作った場合は大人用のはさみを使ってくださいね。 |
↓ |
私は棒をだいたい半分の長さに切って使いましたが、長すぎた棒は後で長さ調整しました^^
茎のベースはこれで完成です!
次に花びら部分を作っていきます。
②折り紙を適当な幅に折る
下図の様に折ります。
↑↑こちらは使いかけの折り紙を使っています。正方形ではありませんが、全く問題なく出来るので、何かで余った折り紙を使ってもOKです! |
折る幅によってお花の大きさが変わってくるので、お好みで変えてみてください。
ちなみに、私は幅1.5~3cm程度で子供と一緒に色々な大きさのお花を作ってみました。
③余分な折り紙をはさみで切る
下図「---」部分をはさみで切り、②で折り曲げた部分を切り離します。
↓ |
この後、下の折り曲げてある部分を使って花びらを作っていきます。 |
多少ズレたりギザギザしてしまっても大丈夫!気にせず次の行程へ進んでください^^
④折り紙に切れ込みを入れる
下図「→」側(折り曲げてある方)にはさみで切れ込みを入れていきます。
↓ |
折り紙を折り曲げた幅に対し、細めの切れ込みを入れると、完成時にきれいに花が開きます!
きれいに開いたお花になります。
つぼみ風のお花になります。
⑤①で作った茎ベースの端に巻いていく
まず、切れ込みを入れた折り紙の端(下図「→」)にのりを付けて、茎ベースの端に貼ります。
↓ |
これを少しずつ茎に巻き付け、のりで固定していきます。
下図の様に少しずつ茎の下の方にずらして巻いていくと、よりきれいなお花になります!
↓少し巻いたら↓ |
のり(下図「→」)を塗って貼る |
これを繰り返し、全て貼ったら花びらは完成です!
この状態で幾つか束ねてみると…
この状態でも可愛いですが、さらに見た目を良くするために茎部分に少し手を加えていきます!
でもその前に、花びら部分のアレンジ方法↓↓をご紹介しますね!
花びらの下にさらに別の折り紙で作った花びらを追加で貼るだけです!色を変えれば簡単にカラフルにもなりますよ!
また、大きさを変えずにカラフルにしたい場合は、茎に巻く回数を減らしてしまえばOKです!お好みのところまで巻いてから、はさみで切っても良いし、あらかじめ花びらを短めに作っておいてもOK!
作りやすい方法で作ってみてくださいね^^
- ガク用の折り紙を準備し、花びらよりも狭めの幅で折り曲げる
- 花びらより短めの切れ込みを入れる
- 花びらを茎に貼り付けた後に、茎一周分だけガクの折り紙を貼り付ける
ではここから、茎部分を完成させていきますが、茎を画用紙や折り紙など色付きの紙で作った方は工程⑦へ進んでください。
⑥茎に折り紙を貼る
下図の様に、折り紙や画用紙の端にのりを付けて、茎部分に巻きます。
↓茎の周りに一周巻く↓ |
茎の全周巻いて余った部分ははさみで切り落とし、折り紙の端をしっかりとのりで貼り付けます。
大きい折り紙を貼るのが難しい小さい子の場合は、貼りやすい大きさに切った茎用の折り紙や画用紙を、少しずつ重ねながら隙間ができないように貼り付けてもOKです!(実際に我が家の5歳児はそうやって作っていましたが、完成時、見た目ではほとんどわかりませんでしたよ^^)
もし折り紙の切れ端が余っていたら、それを使っても良いですね!
葉っぱ用の折り紙を準備し、付けたい葉っぱの幅の半分程度になるように折ります。
↑↑茎に使った折り紙の余りを使いました |
折り曲げてある側を葉っぱの半分の形になるようにはさみで切ります。
画用紙など両面色が付いている紙の場合は、これで葉っぱの完成です!必要数作ったら工程⑧へ進んでください。
片面折り紙の場合は同じ大きさの葉っぱを2枚作り、裏面(白い面)同士をのりで貼り付けます。
具体的には…
下図の様に、折り曲げた折り紙を切り取った葉っぱで挟み、その葉っぱに合わせてはさみで切ると、同じ形の葉っぱが出来ます。
↓ |
あとは葉っぱの形に合わせて切るだけ! |
同じ形の葉っぱが出来たら、折り紙裏面(白い面)同士をのりで貼り付けます。
葉っぱの完成です!
下図の様に葉っぱを茎に巻き付け、葉っぱの根元部分(下図「→」)にセロハンテープを巻いて固定します。
次に、葉っぱの上部を根元(セロハンテープの上端)から外側へ折り曲げる様に広げます。
全ての葉っぱを付けたら、茎付き立体お花の完成です!
お花全体を見てみると・・・
一輪でも存在感があってかわいいですね^^
折り方・・・というよりも切り方や組み立て方がポイントのお花!
茎はワイヤーで作る方法もありますが、小さいお子さんには紙を使った方が安全ですし、棒を作ることで指先訓練にもなるので、一石二鳥!
幼児でも簡単に作れるので、おうち遊びとしてはもちろんのこと、保育園や幼稚園での室内遊びや工作としても最適ですよ^^
また、次章からは、花束やインテリアなど、年中使える、様々な簡単アレンジ方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください^^
花を束ねておしゃれで可愛い立体花束に大変身!
前章でご紹介した一輪でも可愛い簡単立体お花ですが、茎付きなので、束ねるだけで簡単に花束を作ることができるんです!
実際に束ねてみると・・・
これを輪ゴムで留めて、折り紙や包装紙などを使って花束ラッピングを施せば・・・
簡単におしゃれな花束に大変身!
お花を増やしたり、一輪一輪のお花のボリュームをUPして、ブーケ風にすることも可能です!
きっと、おじいちゃんおばあちゃんへプレゼントしたら、「すごい!」と言われること間違いなしですよ^^
ぜひ一度作ってみてくださいね!
花をかごや箱に詰めればおしゃれなインテリアにも!
今回、作り方をご紹介したお花は、お好みで大きさも自由自在に変えられるので、茎の長さを短めで作り、家にある箱やかごに詰めるだけで、キレイでおしゃれな手作りインテリアに大変身します!
家にちょうど良い箱やかごが無い場合は、適当な大きさの段ボールやお菓子の箱などに和風洋風お好みの柄の紙を貼って飾り付ければ、簡単にお部屋に合う箱を作ることも可能です!
そして、もちろん、かごや箱に詰めたお花も、花束と同様にプレゼントとしても使えます!
もしかしたら、受け取る側としては、花束よりもかごや箱の方が、そのまま飾れるので嬉しいかもしれませんね^^
花を変えれば母の日や春夏秋冬さまざまな季節が楽しめる!
今回作り方をご紹介したお花は、折る作業がほとんどいらない、はさみが使える幼児なら誰でも簡単に作れるお花で、春夏秋冬、どの季節に作って飾っても、プレゼントしても可愛いのが魅力の1つです。
でも、いつも同じお花だと飽きてしまいますよね?
そこでおすすめなのが、茎部分の作り方はそのままで、お花の種類をその時期に合ったお花に変えて、季節を感じたり、イベントを楽しむ方法です!
3~4月であれば、やはり「桜」ですよね。
広告だけでなく、大きめの新聞紙なども使って枝部分を作って組み合わせれば、桜の木・・・とまではいかなくても、大きめの桜の枝ができて、おうちでお花見を楽しめるかもしれません。
枝を少し柔らかく作ってあげたら、簡単にしだれ桜にもなりそうですね^^
5月には「母の日」がありますね。
母の日と言えば、「カーネーション」ですよね!
折り紙でカーネーションを作って、前章まででご紹介した花束にしたり、かごにおしゃれに詰めれば、手作りのぬくもりある素敵なプレゼントになること間違いなしです!
また、3月~5月の春の花で、折り紙で簡単に作れそうなものと言えば、「チューリップ」なども有名ですね。また、「ダリア」や「牡丹」や「ガーベラ」なんかも咲くそうですよ。
そして6月~8月の夏の花と言えば、やはり「ひまわり」!「朝顔(アサガオ)」や「アジサイ」、「ユリ」なんかも有名ですね。
さらに、9~11月の秋に咲く花で有名なのが「秋桜(コスモス)」や「薔薇(バラ・ローズ)」!「ダリア」や「ガーベラ」も夏に引き続き咲いているようです。
バラの花であれば、誕生日や記念日のプレゼントにも使えそうですね!本物のバラ花束も良いですが、枯れない折り紙花束も意外に喜ばれるかもしれませんよ^^
最後に12月~2月の冬では、「梅(ウメ)」や「水仙(スイセン)」、「山茶花(サザンカ)」などが咲いているそうです。冬ってあまり花が咲いているイメージが無いかも知れませんが、意外に冬でも楽しめるお花があるんですね。
そして、12月といえば、クリスマスがありますよね?
今回ご紹介したお花、実はクリスマスリースの飾り付けにも使えるんです!
どう飾るかというと・・・
茎部分を少し柔らかめに作っておき、リースに絡ませるだけ!
簡単なので、リースを作られる際はぜひお試しください^^
ここまで、様々な季節のお花をご紹介してきました。
折り紙のお花は、はさみなしで折り紙1枚で作れる簡単なものから、大人向けの複雑な難しいものまで、色々な作り方があります。
今回ご紹介したお花ははさみを使って簡単にできる立体のお花でしたが、立体チューリップや立体バラなんかも比較的簡単に1枚の折り紙でできるようですよ。
バラやチューリップであれば、葉っぱの形もイメージしやすいので、茎部分に付ける葉っぱも本物のバラの葉やチューリップの葉をイメージして、よりリアルに作ったらかっこいいかもしれませんね。
また、平面のお花であっても、茎部分を挟むように2枚のお花を貼り付ければ、立派なかわいいお花になります。
もし「作りたいお花はあるけど、折り紙は難しそう…」という場合は、厚紙にお花の絵を描いて切り取ったものを茎に貼るのも良いと思います!
この方法なら、まだ小さいお子さんでもグルグル描いた絵を使ってお花が作れますしね^^
小さい子供から大人まで遊べるお花作り!
ぜひ、ご自分に合った作り方で作ってみてくださいね^^
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