牛乳パックのリサイクルって面倒ですよね?この記事では『洗って』『開いて』『乾かして』『回収に出す』という牛乳パックをリサイクルに出すための4ステップそれぞれについて、最大限楽にするための方法をご紹介します!「それでもやっぱり面倒!」と思われる方は、リサイクル以外の牛乳パック活用法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
目次
牛乳パックのリサイクル!面倒を最小限にする方法は?
牛乳パックのリサイクル手順&最低限のルール!
まずは、牛乳パックのリサイクルを少しでも楽にするために、知っておくべき最低限のルールと手順をご紹介します!
①「紙パック」マークを確認!
最初に↓↓このマークがあることを確認しましょう!
牛乳パックであれば付いていると思いますが、ジュースや豆乳飲料などでは、中がアルミコーティングされていて、「紙パック」マークが無いものもあるので注意が必要です!
アルミコーティングされているアルミ付きパックは「テトラパック」といって、別途リサイクルはできるのですが、「紙パック」と一緒にリサイクルには出せないので、最初に分けておきましょう!
②洗う
悪臭防止のために洗いますが、強い臭いが付いておらず、内容物が無ければリサイクルできるので、「軽く水洗い」でOKです!
③乾かす
カビ防止のためにしっかり乾かしましょう!
④開く
牛乳パックには↓↓こんな展開図が描かれていますが、開き方や切り方に決まりはありません!
開くことで、家での保管もかさばず、回収時も運びやすいというメリットがあります。
また、洗い残しの有無や乾燥不足なども確認できますよ!
我が家では牛乳パックを開いた状態で乾かすスペースが無いので、乾かしてから開いていますが、もちろん開いてから乾かしてもOKです!
⑤回収に出す
各市区町村や回収場所のルール通りに出します。
牛乳パックのリサイクルを最大限楽にする方法!
まず牛乳パックリサイクルのポイントをまとめると・・・
- 「紙パック」マークが無いものは除く!
- カビや強い臭いが無ければリサイクル可能!
⇒ 洗い方は軽く水洗いでOK!しっかり乾かすのが大事! - 開き方に決まりは無い!
⇒ 自分が一番楽な開き方が選べる! - 市区町村の回収ならバラバラにばらした牛乳パックも出せる!
といった感じです。
最低限のルールが分かったところで、この記事の肝!
『洗う』『乾かす』『開く』『回収に出す』という4ステップそれぞれについて、最大限楽にする方法を順番に解説していきます!
さすがに「洗わない」という選択肢はありませんが、今まで「しっかり洗わなきゃ!」と思っていたのであれば、前項「牛乳パックのリサイクル手順&最低限のルール」を読んでいただいて、少し気が楽になったのではないでしょうか?
でも「軽く水洗い」ってどの程度か悩みますよね?
そこで、具体的な洗い方ですが、実際に私が行っているおすすめの洗い方を↓↓こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
結構しっかり洗ってる感じもしますが、時間にして数十秒です!簡単ですが、私の経験上↑↑この方法で洗い残しがあることは、ほぼありません^^
乾かしてから洗い残しがあるよりは、最初に「絶対大丈夫!」と思えるくらい洗っておいた方が最終的には楽にリサイクルに出せるので、ぜひ試してみてくださいね^^
『乾かす』作業って放置でできるんですが、「場所を取る」のがネックですよね?
なので、我が家では先ほど紹介した「洗い方」の記事を見てもらうと分かるように、牛乳パックを開かずに乾かしています。
そんな時は、少しドライヤーの風を当ててあげると早く乾きますよ!
牛乳パックに使われているポリエチレンは、85~95℃で柔らかくなり、100℃を超えると溶け始めます
開いた牛乳パックを乾かす場所があるのであれば、先に開いた方が早く乾きます!
「道具を持ってくるのがめんどくさい・・・」とか
「開く作業自体がめんどくさい・・・」とか
「開くのが大変だからめんどくさい・・・」とか
『開く』のがめんどくさい理由にも色々とあると思います。
実際、開き方によっては、牛乳パックをリサイクルに出す手順の中で、一番時間と労力がかかる部分になってきますよね?
この牛乳パックを『開く』作業を極力楽にする方法を、後述「牛乳パックリサイクルに最適!一番簡単な開き方!」や「牛乳パックの解体が楽になる!解体専用グッズは!?」で詳しく解説しています!
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
「家でできる作業はそれほど苦じゃないけど、とにかく出すのが面倒・・・」
という場合!ありますよね。
すごくわかります!私もそうなので・・・
「市区町村の回収は朝早いから大変・・・」とか
「回収場所が遠くてめんどくさい・・・」とか
「小さい子供がいるから回収場所までなかなか持っていけない・・・」とか
「家から出るのが億劫・・・」とか
色々と理由はあると思いますが、もしも自分の生活圏内に回収場所があって、何かの「ついで」に出せるのであれば、少し楽になると思いませんか?
後述「牛乳パックのリサイクル!一番楽な回収場所を選ぼう!」では、こんな回収場所もあるよ!という情報をお伝えしています!
ぜひ一度目を通していただいて、「自分にとって一番楽な回収場所」を見つけてくださいね^^
牛乳パックリサイクルに最適!一番簡単な開き方!
ここでは、専用の道具を使わない「牛乳パックのおすすめの開き方」をご紹介します!
どうやって開くかというと、道具は一切使わず、「手だけ」で開きます。
具体的な開き方については↓↓こちらの記事で解説しています。
「道具を持ってくるのがめんどくさい・・・」という方には最適な方法なので、ぜひ一度お試しください!
ちなみに、「手で開く」以外で専用の道具を使わずに開く方法には↓↓こんなものがあります。
- 「包丁」を使う方法
- 「普通のはさみ」を使う方法
- 「普通のカッター」を使う方法
上記3つの中で一番早く、楽に開けるのは「包丁」だと思うのですが、牛乳パックを切ることで包丁の切れ味が悪くなる可能性があるので、私はおすすめしません。
そして「普通のはさみ」で固い牛乳パックを切るのは結構大変・・・
なので、「手で開く」以外で専用の道具を使わないのであれば、「カッター」が一番楽なのかな?と思います。
そして、もしキッチンで牛乳パックを乾かしてからカッターで切るのであれば、↓↓「オルファのマグネタッチ」がおすすめです!
マグネット内蔵なので、冷蔵庫などキッチン付近に貼っておけば、道具を取りに行く手間がなくなりますよ^^
ちなみに、100均のダイソーでも「タッチカッター(マグネット付)」というオルファカッターが売られているので、家の近くにダイソーがある方はこちらの方が安く手に入ると思います!
牛乳パックの解体が楽になる!解体専用グッズは!?
牛乳パックって結構頑丈で、解体する作業を面倒と感じる方が多いからか、楽に切るための専用の道具が多数販売されているんです!
本章では、そんな牛乳パックを開ける道具の中で、おすすめの道具をご紹介します!
コスパ重視ならコレ!
ダイソーの「牛乳パックカッターガイド」!
カットに使うのは普通のカッターですが、カッターガイドを使うことで、簡単に、よく牛乳パックに描かれている↓↓こんな形に切ることが出来ます!
カッターは何でも良いので、ダイソーやセリアなど100均のもので揃えれば、計200円+税で済みますよ!
王道「くの字ハサミ」の決定版!万能分別はさみ!
牛乳パックやダンボールなどの固いものが簡単に切れる「くの字ハサミ」は有名ですよね?
この万能分別はさみは、その「くの字ハサミ」の機能に加え、調味料の注ぎ口のプラキャップや内ブタ、ペットボトルのリング外しやラベル剥がし、スプレーのガス抜きなど、ゴミ分別時の地味に面倒な作業が楽になる、まさに「万能」分別はさみなんです!
牛乳パック専用カッターならコレ!
以前、ヒルナンデスで紹介された牛乳パック解体用カッター「コーナッター」の類似商品になります。(「コーナッター」は現在販売されていない模様…)
というわけで、牛乳パックを簡単にカット、解体するためのおすすめ解体グッズをご紹介しました!
これ以上ない道具だと思うよ!
牛乳パックのリサイクル!一番楽な回収場所は?
牛乳パックのリサイクル回収でまず思い浮かぶのは市区町村の分別回収だと思うのですが、市区町村の回収って、分類がかなり細かくて厳しい地域もあれば、大雑把でOKの地域もあって、かなり差が激しい印象があります。
ただ、燃えるゴミと違って「回収頻度が少ない」というのはどの地域でも共通ではないでしょうか?
回収頻度が少ないと、出し忘れたまま家に溜まっていき、結局、溜まりすぎて可燃ゴミに捨ててしまったりすることも・・・
この「回収頻度の少なさ」がリサイクルに出せない原因の1つにもなっていると思うんです。
でも、「牛乳パックのリサイクル」については、市区町村の分別回収で資源ごみとして出す方法以外にも、様々な出し方(捨て方)や捨てる場所(回収場所)があるんです!
ざっと挙げてみると・・・
- 店舗に設置された牛乳パック回収ボックス
- 役所に設置された牛乳パック回収ボックス
- 資源回収(廃品回収)
- コープ(生協)
では、それぞれ解説していきますね^^
まず1つ目が、スーパーやイオンなどのショッピングモールに設置された「牛乳パック回収ボックス」!
牛乳パック以外にも「ペットボトル」や「アルミ缶」、「食品トレー」など、様々な種類のリサイクル回収ボックスが設置されている店舗もあります。
イオンなんかだと、「リサイクルステーション」という名前で、古紙(新聞紙・チラシ・雑誌・本・ダンボール)全般の分別回収をしていたりもしますね。
もし、普段買い物に行く店舗に回収ボックスが設置されていれば、買い物「ついで」に出すことが出来て、楽ちんですよ^^
そして2つ目が、役所などに設置された「牛乳パック回収ボックス」!
最近では、市区町村の通常の資源ごみ回収以外に、好きな時に出せる回収ボックスが役所にも設置されていたり、資源ごみの持ち込み回収をやっている市区町村もあります。
役所など持ち込み回収場所が家から近い場合は、利用すると楽かもしれませんね^^
3つ目が子供会などが定期的に実施している「資源回収(廃品回収)」です!
回収日に家の前に出しておくと持って行ってくれるので、誰でも楽にリサイクルに出すことが出来ます!
最後に、コープ(生協)でも回収しています!
コープはグループでの宅配だったり、各家まで持ってきてくれる個別宅配だったり、色々ありますが、基本的には毎週来てくれます!
そして、来てくれた「ついで」に渡せばOKなので、すごく楽ちん!毎週リサイクルに出す機会があるのもメリットの1つですね!
我が家では日用品の買い物はネット or コープ(生協)で済ませてしまうので、コープの回収が一番楽ですが、たまに夫が気が向くと回収場所へ持っていったりもしています!
ぜひ生活パターンに合わせて、一番楽な回収場所や廃棄方法を見つけてくださいね^^
コープ(生協)に興味のある方は↓↓こちらから資料請求ができます。
※見たいエリアをクリック(タップ)して見てね!
【東海コープ(ぎふ・あいち・みえ)】宅配生協の資料請求|コープの安心食材・日用品宅配
資料請求するとコープのおまかせ商品2品が貰えて、さらにWeb加入すると「ショコラケーキ」の追加プレゼントも!
1歳未満のお子さんをお持ちの方なら、子育てに役立つ商品が詰まった「ハピハピボックス」も無料でもらえます!
注文方法は紙ベースもありますが、スマホでも簡単に注文できます。
アレルゲン設定もできるので、食物アレルギーがある方でも安心!
宅配料が無料や半額になる割引制度(条件あり)もあり、お得に宅配してもらえる場合もあるので、資料請求して損は無いと思いますよ^^
個人宅配だけでもかなりの時短になりますが、時短クッキングや離乳食が簡単に作れる商品など、便利な商品が多数用意されています。
アレルゲン設定もできるので、アレルギーのある方でも安心です。
スマホでの簡単注文もできて、手が少し空いたときに注文すればOK!
現在キャンペーン中で、2023年9月30日までに個人宅配へWEB加入すると、コープポイント2000円分がもらえます!
さらに、今なら「クーポンコード」配布中↓↓
【クーポンコード:2001-11104】
個人宅配申込フォームの「担当NO(ナンバー)」に上記クーポンコードを入力して個人宅配申込をすると、500円のギフトカードがもらえます!
つまり、2023年9月30日(金)までに個人宅配へWEB加入すると2500円もお得に!
リンク先に「使い方ムービー」もあるので、興味のある方は一度のぞいてみてくださいね^^
現在「おうちでおためしキャンペーン」実施中で、資料請求と同時に6品が無料でもらえる「おためしセット」の申し込みができます。
※もちろん資料請求のみも可能ですが、断然「おためしセット」がお得です^^
また、条件付きではありますが、お得な特典や割引サービスもあります!
具体的には・・・
- 今始めると宅配サービス料が最大8週間無料
- 人気商品が初回最大「30%オフ」
- 「ママ割」= 妊娠中からお子さんが3歳になるまで宅配サービス料が無料
特にお子さんが3歳まで宅配手数料無料というのは他の生協ではなかなか無いサービスだと思います(1歳までのところが多いです)。
それ以外にも、スーパーに劣らない安さも売りのようです。
少しでも興味のある方は「おためしセット」だけでも、とりあえずもらってみるのも良いと思いますよ^^
【PR】生協の宅配パルシステム
配達エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟の1都11県と広範囲です(一部対象外の地域あり)。
インターネットでも注文用紙でもどちらでも注文可能です!
地域によっても違うようですが、配送手数料の割引制度(最大無料)があったり、人気商品が4週連続10%OFFで購入できたり、加入申し込みでも色々と特典が付いてきます。
そして、今なら資料請求で人気商品が1品もらえるので、興味のある方は早めに資料請求だけでもすることをおすすめします!
【PR】コープの宅配「コープきんき」
配達エリアは滋賀県・京都府・奈良県・大阪府・ 和歌山県になります。
ネットやアプリで楽々注文ができるので、時間が無くても隙間時間に注文すればOKです!
具体的な注文方法やお届までの流れは上記リンク先に動画があるので、申し込んだ後のイメージもしやすいですよ^^
また、人気商品を詰め合わせた「おためしセット」などもあるので、本格的に始める前にお試しだけでもしてみても良いかもしれませんね。
下記リンク先では住んでいる地域で利用できるコープ・生協を検索できます。
上記のように、生協といっても色々あるのですが、それぞれの基準をクリアした安心安全な食材を宅配してくれるというのは共通しています。お米などの重いものを運んでくれるのもメリットの1つですね。
買い物に行かなくて済む分、家事の時短・効率化になるのはもちろんですが、赤ちゃんや小学生未満の子供がいると配送料が優遇されたり、離乳食づくりをサポートしてくれる便利な裏ごしシリーズがあったり・・・
それ以外にも、下処理済みの冷凍野菜や揚げるだけの揚げ物なんかもあって、本当に便利です!
生協の種類や地域によって取扱商品に違いがあり、それぞれ特徴があるので、興味のある生協を色々と見てみるのも良いかもしれませんね。
コロナ渦で極力リスクを避けたい場合にもおすすめですよ^^
牛乳パック!リサイクル以外の使い道は?
さて、ここまで牛乳パックのリサイクルをできるだけ楽にするための情報をお伝えしてきました。
リサイクルが面倒な場合は、一度下記を読んでみてください!
普段、プチストレスになっていることが簡単に解決できるかもしれませんよ^^
では、牛乳パックのリサイクル以外の活用法をご紹介します!
ざっくり分けると↓↓こんな感じです。
- 牛乳パックで簡単収納!ストレス軽減に!
- 牛乳パックまな板で家事が楽に!
- 牛乳パックが便利グッズに変身!
では、順番に解説していきますね^^
牛乳パックって箱型で防水ですよね?
なので、注ぎ口部分を切り落としたり、お好みの高さに切るだけで、野菜の収納や細かい調味料の分別収納に役立つんです!
また、牛乳パックって適度な固さがあるので、靴下など、小さい服の仕切りとして使うと、服がごちゃ混ぜにならず、便利ですよ!
簡単におしゃれな小物入れにもなるしね!
「お肉を切った後に生で食べる野菜を切りたい」って時、ありますよね?
そんな時にものすごく重宝するのが「牛乳パックまな板」なんです!
洗いものも減るので、「洗いものが面倒・・・」という方には特に最適!
詳しくは↓↓こちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
家事に役立つ便利グッズから、子供のおもちゃや踏み台まで、牛乳パックを使って作る、いわゆる「牛乳パック工作」というやつです。
では、私が実際に作った便利グッズをご紹介します!
誰でも作れるように、詳しく作り方を記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
料理に役立つのは↓↓
先ほど紹介した、「牛乳パックまな板」ももちろん便利ですが、パウンドケーキ型も洗い物が減って楽ちんですよ^^
おうちのインテリアにも↓↓
↑↑リンク先で卵型やウサギの型紙も無料ダウンロードできます!
イースターに限らず、お好みでアレンジ可能なので、季節に合わせたインテリアにしてもGood!
音楽好きなら↓↓
幼児から楽しめるおもしろ楽器です!大人のが真剣になっちゃうかも!
子供と遊ぶなら↓↓
↑↑リンク先でボーリングの型紙も無料ダウンロードできます!
雨の日やおうち時間に家族でボーリング大会も楽しそうですね!
育児便利グッズは↓↓
踏み台系は意外に簡単に作れるものもあって便利!
自由に高さを変えられるので、身長がどんどん伸びる子供用には最適ですよ!
子供のおもちゃに↓↓
ままごとキッチンはちょっと作るの大変だけど、他は意外に簡単!
牛乳パックをリサイクルに出した方がいい理由とリサイクルの仕組みは!?
では最後に、「牛乳パックをリサイクルに出した方がいい理由」と「リサイクルに出した牛乳パックは何になるのか?」リサイクルの仕組みを簡単にご紹介します!
牛乳パックをリサイクルに出した方がいい理由!家計にも優しいってホント!?
牛乳パックをリサイクルに出した方がいい理由は主に2つあります。
まず1つは「資源の節約になる」ということ!
可燃ゴミとして捨ててしまうと、焼却が必要になりますが、その焼却では石油や天然ガスなどのエネルギーが使われます。
これは牛乳パックをリサイクルする時に必要なエネルギーよりも多いため、牛乳パックをリサイクルすることで「資源の節約」になるんです!
そして2つ目は「CO2の削減になる」=「地球温暖化対策になる」ということ!
先ほど「可燃ゴミは焼却処理が必要」とお伝えしましたが、焼却処理ではCO2が発生します。牛乳パックをリサイクルすることで、焼却処理が減る分、CO2排出量が減ります。
そして、牛乳パックをリサイクルすれば紙製品を作るために伐採する木の数も減らすことができ、さらに木から紙製品を作るよりも牛乳パックをリサイクルした方がCO2排出量が少なくなるんです。
よって、牛乳パックをリサイクルすることで「CO2の削減」=「地球温暖化対策」になるというわけです。
可燃ゴミの袋って有料ですよね?
牛乳パックを可燃ゴミに出すと結構かさばるので、ゴミ袋が余分に必要になったりします。また、牛乳パックは比較的頑丈な素材なので、下手な入れ方をすると袋が破れてしまうことも・・・
つまり、牛乳パックをリサイクルに出すことで、ゴミ袋にかかるお金が少なくて済むため「家計にも優しい」というわけです。
紙パック vsビン牛乳!
牛乳は紙パック製品以外にビン牛乳もありますが、紙パックはビンに比べるとかなり軽くて、トラックなどにも積みやすく、運搬しやすい形をしています。
これにより、運搬効率が上がるため、トラックの燃料節約と同時にCO2の排出量も減ります。
つまり、ビン牛乳を紙パック牛乳に変えるだけで「資源の節約」と「CO2の削減」が同時にできることになります。
ただ、ビンも悪いことばかりではなく、ビンそのものを洗って再利用できるので、ビンの方が環境に良いという意見もあります。
でも再利用するためには洗剤や水などを使うため、別の意味で環境に悪影響が・・・
小学校などの給食ではビンだったり紙パックだったり地域によって異なりますが、全体の環境負荷を考えると、一概にはどちらが良いとは言えなさそうです。
リサイクルに出した牛乳パックは何になる?
回収された牛乳パック(紙パック)は回収業者によって選別された後、再生紙メーカーに送られ、主に「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」にリサイクルされます。
もちろん、トイレットペーパーやティッシュペーパー以外にも様々なものにリサイクルされるのですが、牛乳パックを再利用して作られた製品には「牛乳パック再利用マーク(パックマーク)」↓↓が付いているので、探してみると楽しいかもしれませんね^^
最後に・・・
「牛乳パックのリサイクルを最大限楽にする方法」から、「リサイクル以外の活用法」、「牛乳パックをリサイクルする意味」まで、幅広くご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ゴミ分別は確かに家での場所も取りますし、面倒かもしれません。
実際、「面倒だから分別しない!」という方もみえると思います。
ゴミを分別した後にどうなるのかが分からなければ、「無駄なんじゃないか?」とか「やる意味あるの?」とか思いますよね?
もちろん私も全て完璧に分別しているわけではありませんが、特に牛乳パックに関しては、かなり優良なリサイクル資源になります!
少しでも環境負荷を減らすために、無理せずできるところからリサイクルしてみてはいかがでしょうか?